「枯野」の意味
枯れた野原
「枯野」の例文(場面別)
- 文学・詩歌冬の訪れとともに、枯野が広がる景色に寂しさを覚えた。
- 環境問題過剰な開発により、かつて緑豊かだった土地が枯野と化している。
- 日常会話この辺りは夏になると草が枯れて、まるで枯野みたいになるんだよ。
小説での「枯野」の使い方
...カフェで枯野抄を読んでいる...
...枯野抄の作者は鴨長明です...
...日本文学史において、枯野抄は重要な書物の一つである...
...枯野抄には自然や季節の移り変わりが美しく描かれている...
...枯野抄を読むと、心が癒される...
...実は枯野のただ中も...
芥川龍之介 「枯野抄」
...今ここに話さうと思ふ「枯野抄(かれのせう)」「奉教人(ほうけうにん)の死」などはその後者である...
芥川龍之介 「一つの作が出来上るまで」
...寂(さび)しき胸(むね)の末枯野(くたらの)につと明(あか)らめば...
薄田淳介 「白羊宮」
......
武田祐吉 「古事記」
...密着(くっつ)いていた二人の身(からだ)が枯野の中に横へ飛び退(の)いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...例へば「枯野抄」の中で芭蕉の門弟達に放つた窺察...
南部修太郎 「現代作家に対する批判と要求」
...生えた草を動物に食べさせてやる丘が一面の枯野ガ原に包まれ冬の眠りに陥る頃...
細井和喜蔵 「モルモット」
...大(だい)とこの糞ひりおはす枯野かないばりせし蒲団干したり須磨の里糞一つ鼠のこぼす衾(ふすま)かな杜若(かきつばた)べたりと鳶(とび)のたれてける蕪村はこれら糞尿のごとき材料を取ると同時にまた上流社会のやさしく美しき様をも巧みに詠み出でたり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...大(だい)とこの糞ひりおはす枯野かないばりせし蒲団干したり須磨の里糞一つ鼠のこぼす衾(ふすま)かな杜若(かきつばた)べたりと鳶(とび)のたれてける蕪村はこれら糞尿の如き材料を取ると同時にまた上流社会のやさしく美しき様をも巧に詠み出でたり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...「どこへ行っても枯野で寂しい...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...「何處へ行つても枯野で寂しい...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...夢は枯野をかけめぐる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昔なつかし物見遊山朝顔、菊人形、料理店など花時以外の物見遊山(ものみゆさん)、春は亀戸の梅、天神の藤、四つ目の牡丹(ぼたん)、夏は入谷(いりや)の朝顔、堀切の菖蒲、不忍(しのばず)の蓮、大久保の躑躅(つつじ)、秋は団子坂(だんござか)の菊、滝野川の紅葉、百花園の秋草、冬は枯野に雪見、その中で入谷と団子坂は特別の人出であった...
山本笑月 「明治世相百話」
...何ものの障害もない枯野のまっただ中に起たせて...
吉川英治 「御鷹」
...枯野見のむしろに...
吉川英治 「折々の記」
...四季の花に月に枯野見(かれのみ)にかこつけてよく杖をひく所であるが...
吉川英治 「親鸞」
...この枯野に、なにを探しているのか、草むらの中にうずくまって、土を掻き分けていた老媼(おうな)が、彼の跫音(あしおと)にふと顔をあげ、「オ、ほ? ……」驚いたような眼をみはった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...夕日さす枯野が原のひとつ路わが急ぐ路に散れる栗の實音さやぐ落葉が下に散りてをるこの栗の實の色のよろしさ柴栗の柴の枯葉のなかばだに如(し)かぬちひさき栗の味よさおのづから干て搗栗(かちぐり)となりてをる野の落栗の味のよろしさこの枯野猪(しし)も出でぬか猿もゐぬか栗美しう落ちたまりたりかりそめにひとつ拾ひつ二つ三つ拾ひやめられぬ栗にしありけり芒の中の嶮しい坂路を登りつくすと一つの峠に出た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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