...芸者の霜枯じゃあるめえし...
泉鏡花 「婦系図」
...枯木の林を通して火さへ見ゆ...
大町桂月 「妙義山の五日」
...枯れもしないで枝をのばしていた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...あの樹は枯れかかってるからあぶないのですよ」「いいでしょう...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...極楽浄土はこゝにあり!・明ける水音のする枯木焚きつける朝の蚊のするどくてあれもこれも・庵にも赤い花が咲いてゐる日ざかり・見おくるかげの...
種田山頭火 「行乞記」
...畝傍御陵・松老いて鴉啼くなり橿原神宮・この松の千代に八千代の芽吹いてみどり・みたらし噴く水のしづかなる声・旅もをはりの尿の赤く枯れきつてあたゝかな風ふくあすは雨らしい風が麦の穂の列ぽろり歯がぬけてくれて大阪の月あかりぬけた歯はそこら朝風に抜け捨てゝ一人もよろしい大和国原そこはかとなく若い人々のその中に私もまじり春の旅白船君からのたよりでは...
種田山頭火 「旅日記」
...木枯の吹き荒れた夜の朝は...
田山花袋 「田舎教師」
...自分の生長するにつれて反比例にこの木は老衰し枯死して行った...
寺田寅彦 「庭の追憶」
...(明治四十四年 五月二十七日)憎むと枯れる戸を開(あ)けると...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...胸を躍らせ枯枝を拾って投げつけるうち手心をおぼえてうまくうちあてた...
中勘助 「島守」
...折れた茎の乱れ立つ中に空になつた蓮の実のところ/″\に残つてゐる形には枯淡の趣が味ひ得られるからであらう...
永井荷風 「枯葉の記」
...その上にぶらさがっている秋へちまみたいに枯淡である...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...枯れないで生きているのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...採って持ち行くに日熱くて枯れそうだから...
南方熊楠 「十二支考」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...11325枯枝にちょろちょろ火が移って...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ただその夜の木枯しばかりが...
吉川英治 「新書太閤記」
...枯れ尾花に、風がつよい...
吉川英治 「随筆 新平家」
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