...やはり本人も自分勝手で卑しいものに成り果てるだろうし...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...ベルナルドオが舞果てゝ我傍に來りしとき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...」兎は軽蔑し果てたといふやうに...
太宰治 「お伽草紙」
...『新しき若木若葉に日影さし埋れ果てたるいにしへのあと』と口吟(くちずさ)んだが...
田山録弥 「大阪で」
...彼女はもう夫のことも誰のことも何事も忘れ果てていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...かくして宴飮了し果て口腹おのおの滿てる時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...故人もその暗黙の法を破った果てに追いつめられたのであろう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...身体も神経もすっかり疲れ果てて...
中島敦 「環礁」
...いまは無雜作に荒れ果てて一種異樣な光をおびた落ちつかない眼の光りが...
林芙美子 「暗い花」
...B電車通りの果てに蜃気楼が出来たのかと私は錯覚した...
原民喜 「街の断片」
...どこかの果てでめぐりあったら...
久生十蘭 「ひどい煙」
...仕舞(しまい)には如何(どう)云うようになり果てるだろうかと思(おもっ)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何か果てしなく遠いところのものを見ているかのように見ていたりした...
堀辰雄 「幼年時代」
...彼らの父祖が訓(おし)えたように、相果てるまでだ...
本庄陸男 「石狩川」
...そしてその下り果てた所が死だといふことを知つて居る...
森鴎外 「妄想」
...相果てておりました...
吉川英治 「私本太平記」
...関ヶ原の役にやぶれて牢浪(ろうろう)の果て...
吉川英治 「新書太閤記」
...葛城連峰(かつらぎれんぽう)から飛ぶ粉雪の果て...
吉川英治 「日本名婦伝」
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