「枉」の意味
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小説での「枉」の使い方
...何しろ塗山(とざん)の禹王廟(うおうびょう)にある石の鼎(かなえ)さえ枉(ま)げると云うのですからな...
芥川龍之介 「英雄の器」
...己れの意志を枉(ま)げて心ならざる事を行ふ...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...枉(ま)げて赦(ゆる)してとらすとしよう...
芥川龍之介 「地獄変」
...人気(じんき)の前(まへ)に枉屈(わうくつ)して其奴隷(どれい)となるは少(すこ)しも珍(めづ)らしからず...
三文字屋金平 「為文学者経」
...枉げて東道の主人となり給はずや』といふ...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...則ち司院法を枉(ま)ぐ...
田中貢太郎 「続黄梁」
...一歩も枉(ま)ぐることのできない各人の自己に対する主権...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...法を枉(ま)げて...
直木三十五 「南国太平記」
...わざわざ道を枉(ま)げてこの尾張名古屋の城下に乗込んで来たのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...不意に道を胆吹山の方へ向って枉(ま)げてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...道に枉げられたとかいう...
中里介山 「大菩薩峠」
...拳(こぶし)を壺の柄と枉((ま))げて...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...枉(ま)げて乘出して貰ひたい」大垣伊右衞門も疊に手を落しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蓋し寃枉の最も甚しきものならむ...
原勝郎 「貢院の春」
...法を枉(ま)げることが出来なくなった...
森鴎外 「魚玄機」
...それが戦場の慣わしと思って枉(ま)げて承服して頂きたいものです...
夢野久作 「戦場」
...猥(みだり)におんみずから枉屈(おうくつ)して...
吉川英治 「三国志」
...だから自分は己れを枉(ま)げて母の衣糧(えりょう)をかせいでいる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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