...枇杷(びわ)中納言とも...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...オルガンがうたふ枇杷のうつくしさ彼女は笑はない・あれから一年の草がしげるばかり六月二十四日降る...
種田山頭火 「其中日記」
...夏になると、枇杷も熟する...
外村繁 「澪標」
...過古に対する枇判が欠乏し...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...又残りの一本は枇杷であることが...
永井荷風 「枇杷の花」
...ふと枇杷の実の黄いろく熟しているのを見付(みつけ)て...
永井荷風 「枇杷の花」
...名古屋の枇杷島まで持ち越されたにゃ弱ったね」「そちゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんなことは、道庵に聞かねえたって、もっと安直に聞けるところがありそうなものだが、聞かれて知らねえというのも業腹だから、後学のため教えてつかわそう、そもそも三ぴんというのは……」この時、道庵は手に持っていた青竹を橋の欄干のところへ静かに置き、懐中へ手を入れたと見ると、例の畳んだ奉書を取り出して物々しくおしいただき、それを繰りひろげて高らかに読み出しました――「そうれ、ツラツラおもんみるに、三一(さんぴん)とは三と一といふことなり、三は三なれども一はまたピンともいふ、ここに於て三両一人扶持(ぶち)をいただくやからをすべて三ピンとは申すなり、まつた、折助といふは、柳原河岸その他に於て、これらの連中が夜鷹の類を買ひて楽しむ時、玉代として銭の緡(さし)を半分に折りて差出すを習ひとするが故に、折助とは申すなり、それ中ごろの折助に二組の折助あり、一つを山の手組といひ、一つを田圃組(たんぼぐみ)といふ、その他にも折助は数々あれども、この二つの折助の最も勢力ある山の手組の背(うし)ろには、百万石の加賀様あり、田圃組の背ろには鍋島様が控へてゐる故とぞ申す、もとより御安直なる折助のことなれば、天下国家に望みをかける大望はなけれども、これら大名達の威光を肩に着て諸大名屋敷の味噌すり用人と結託し、人入れ稼業を一手に占めんとする企みのほど、恐るべしとも怖るべし、帰命頂礼(きみようちようらい)、穴賢(あなかしこ)」道庵が、枇杷島橋の上で、天も響けとこういって読み上げた勧進帳もどきを聞いて、「こいつが、こいつが」金十郎がいきり立つと、安直がしゃしゃり出て、「あんたはん、三ぴんや言いなはるが、三両だかて大金やさかい、一人扶持かて一年に均(なら)してみやはりまっせ、一石八斗二升五合になりまんがな、今時、諸式が上りはって、京大阪で上白(じょうはく)一桝(ひとます)が一貫と二十四文しますさかい、お金に換えたら十八両六貫三百六十八文になりまんがな、それにお給金三両足しますとな、たっぷり二十両がとこありまんがな、大金じゃがな、そないに三ぴん三ぴん言うとくれやすな、チャア」これを聞いて道庵が、さては、こいつ、阪者(さかもの)の出来損ないであったか、なるほどみみっちい! と感心していると、前面からのしかかった紺看板が、「ファッショ」「ファッショ」ファッショ、ファッショで道庵を揉(も)みくちゃにしようと試みる...
中里介山 「大菩薩峠」
...枇杷島橋(びわじまばし)以来の面ぶれ...
中里介山 「大菩薩峠」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...枇杷の木に黄色な實が熟したとて...
長塚節 「旅行に就いて」
...ひなたの枇杷(びは)の花に来る蜂の声と...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...通りがかった枇杷葉湯(びわよとう)を呼びとめて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...枇杷葉湯(びわよとう)がびっくりして逃げ腰になってるじゃねえか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...うっそうと葉を垂れた枇杷(びわ)の木のそばにあるのです...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...この枇杷の木には実のなり居るや否やそこが不審である...
正岡子規 「病牀六尺」
...「枇杷の木で打たれると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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