...平氏の常に執り来れる高圧的手段によつて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...抑ふべからざる野心を生じ来れる...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...彼は鼓判官知康の院宣を持して来れるに問ひて「わどのを鼓判官と云ふは...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...この混沌たる暗黒時代に一縷の光明を与ふるものは僕等の先達並びに民間の学者の纔(わづ)かに燈心を加へ来れる二千年来の常夜燈あるのみ...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...巡査の来れるなりし...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...花郷(くわきやう)二兄と共に写し来れる一葉の小照(こでらし)を立てかけたり...
石川啄木 「閑天地」
...泰助の来れるをも知らざりけるが...
泉鏡花 「活人形」
...二に二を加ふれば四なるは千古に渉りて争ふべからざるが如く先天の原理より演繹し来れる修史の原則は何人も拒む能はじ...
津田左右吉 「史論の流行」
...かつ今日まで維持し来れる現行条約の原本にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...一種の聯立内閣を形成したりき是れ一は議院操縦の必要より来れるものなる可きも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是れ議会の光景を見むとて来れるガリバルヂーなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一 おのれかつて井川滋(いかわしげる)君と『三田文学』を編輯せし頃青年無名の作家のその著作を公(おおやけ)にせん事を迫り来れるもの頻々(ひんぴん)応接に遑(いとま)あらざるほどなるに...
永井荷風 「小説作法」
...されど君が終日の労働を終えて帰り来れる時の...
西村陽吉 「遥かなる憧憬」
...頓(やが)て両女がここに来れる仔細(しさい)を知りぬ...
福田英子 「妾の半生涯」
...川口より送り来れる「長閑なる結婚」を読む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...この文筥は固(もと)より恋人の文を封じ来れる者と見るべければ野暮評は切りあげて...
正岡子規 「墨汁一滴」
...嗚呼是れ天外より落ち来れる「インスピレーション」たりし也...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...「取りに来れるなら来て見るがいい...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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