...少時(しばらく)の後(のち)茶店を出て来しなに...
芥川龍之介 「トロッコ」
...シーボルトが若し渡来しなかったら...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...その頃から私とは段々疎遠となって余り往来しなくなったゆえ...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...絶交したのではないけれどもなるべく往き来しないように話合いを附けたのである...
谷崎潤一郎 「細雪」
...福島町に入るまではバスもタクシーもトラツクも往来しなかつた...
種田山頭火 「旅日記」
...平和は到来しなかった...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...そういう機会が自分には到来しないことを知らないではなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...然るにとうとうこの機会が到来しないで沢田は死んでしまった...
中里介山 「生前身後の事」
...こういうように人間が千筋も万筋もある職業線の上のただ一線しか往来しないで済むようになり...
夏目漱石 「道楽と職業」
...単にこれらの個々の対象(原因の対象・結果の対象)の調査だけからは由来しない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...経験に由来しない単なる反復によっても...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...印象に由来しない観念はあり得ない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...誰ともあまり親しく往来しないでいる...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...茶山は頼杏坪(きやうへい)が江戸に往来しなくなつたり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...女の子は来しならむとおもはれぬ...
森鴎外 「うたかたの記」
...彼女は父に会う以外は決して親族と往来しなかった...
山本周五郎 「菊千代抄」
...母と父の膝を往き来しながら上機嫌にはしゃぎ飾り物の団子(だんご)をたべるのだと...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...今日まで幾多の戦場を往来しながら...
吉川英治 「三国志」
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