...杞憂(きゆう)と云えば杞憂である...
芥川龍之介 「忠義」
...彼はその杞憂のために...
芥川龍之介 「忠義」
...杞陽君はそれを見て...
高浜虚子 「椿子物語」
...杞陽君と公子とが手を握つて十匹とつた二十匹とつたと互に其數を競ひつゝあるのを見た...
高濱虚子 「横山」
...併(しか)し私に云はせればそれは杞憂である...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...処で吾々はそのような主張又は杞憂を防ぐために...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...まだ与えられていない将来の可能性(理想・想像・期待・杞憂其の他)とを同列に――非日常性的に・形式論理的に――並べて取り扱うことは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...岡氏の憂は杞憂である...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...」「先見がそのまま杞憂になることだってありましょう...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...世間は多くの杞憂(きいう)を抱(いだ)かず...
永井荷風 「虫干」
...もしこれ杞人(きじん)の憂ひにあらずとなさんか...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...性は杞柳のごとく...
野上豐一郎 「北信早春譜」
...鉄造船にたいする半世紀にわたる頑強な杞憂(きゆう)を永遠に吹飛ばした...
服部之総 「黒船前後」
...などといった杞憂(きゆう)に阻まれてしまう...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...志士※〔扼〕腕の餘紛々丹心を吐露するの時に及び國事を杞憂するの獻議數るに暇なし...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...千村万落生二刑杞一...
三好十郎 「斬られの仙太」
...枸杞(くこ)の実の斑に残つたのは...
室生犀星 「冬の庭」
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