...心あたりの就職の道は悉く杜絶してしまつた...
有島武郎 「骨」
...すべての交通一切杜絶(とぜつ)で...
伊藤左千夫 「水籠」
...ちょっと杜絶えたが...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...全く杜絶されていた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...被征服者の生の拡充はほとんど杜絶せられた...
大杉栄 「生の拡充」
...五官を杜絶(とぜつ)すると同時に人間は無くなり...
寺田寅彦 「感覚と科学」
...オッチョコチョイな「市民」は一切の市内交通が思い切って杜絶でもして本当に痛い目に合って見ない限り...
戸坂潤 「社会時評」
...物売りの声も全く杜絶えてゐる...
永井荷風 「花より雨に」
...まだ杜絶(とだ)えない人通りは牛込見附(うしごめみつけ)の近くなるに従っていよいよ賑(にぎやか)になる...
永井荷風 「ひかげの花」
...この交通の杜絶(とぜつ)している白骨の奥へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一年や二年燐酸の輸入が杜絶したといって騒ぐのは考えものである...
中谷宇吉郎 「稲の一日」
...当分杜絶(とぜつ)になるという最後の連絡船に乗って本州へ渡った...
中谷宇吉郎 「流言蜚語」
...其競進の道を杜絶するの不合理なるは論を竢たず...
原勝郎 「貢院の春」
...今にも息が杜絶(とだ)えそうな観念がぎりぎりと眼さきに詰寄せる...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...誂へむきに今この路はひつそりとして人通りが杜絶えてゐる...
原民喜 「魔のひととき」
...交通を杜絶(とぜつ)させた...
本庄陸男 「石狩川」
...二人は会話が杜絶(とぎ)れると...
牧野信一 「黄昏の堤」
...両家の往来(ゆきき)は杜絶されてゐたが...
正宗白鳥 「幼少の思ひ出」
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