...「まず船は痛んではいません」「大洋の航海に出ても大丈夫かしら」「部分的には朽(くさ)っているとこもあるが...
海野十三 「恐竜島」
...不朽の形式で表現されてある...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...朽ちた戸の碎けよとばかり叩く...
高濱虚子 「俳諧師」
...学の類たるや各(おのおの)その分ありといへども而もみなその目的とする所は千古に渉りて朽ちざるにありてその攻究には仔細の考察と静慮とを要するなり...
津田左右吉 「史論の流行」
...而して彼の産を奪へるが故に詩人はその不朽の詩に於て彼に復讐すと...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一旦地に落ちて朽ちなければ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...あるいは彼らが骨冷かに肉朽(く)ち...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...極々(ごくごく)不幸にても一不朽の人となるべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...主膳もこのまま朽ち果てるとも限るまいから...
中里介山 「大菩薩峠」
...生涯の損をしてこの先生のように老朽した時の心持は定めて淋(さび)しかろう...
夏目漱石 「虞美人草」
...鳶いろ朽葉いろ檳欖いろの名人あるなら...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...艮山(ごんざん)の朽木とその名を解いて本性を知り...
南方熊楠 「十二支考」
...『随想録』は今や時と処を越えた不朽の古典であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...朽ちてまた泥を作る...
柳田國男 「地名の研究」
...二本の朽木は、からくも愕(おどろ)きに顫(おのの)く身を、断層の宙に支えているに過ぎない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...今では木像の朽ちたが如くになってその古寺に坐っているのであった...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
...うずだかい落葉朽葉の柔かく草鞋を埋むる道を二十町も歩いたであろうか...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...府内の一信者アントニオが朽網に行って...
和辻哲郎 「鎖国」
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