...じっと西洋机(デスク)の前へ坐っていた...
芥川龍之介 「路上」
...机博士は十分自信を持っていたのであった...
海野十三 「少年探偵長」
...われには机のしたで調べるノオトもなければ...
太宰治 「逆行」
...机の上にひろげてあった僕の履歴書を前こごみになって調べた...
太宰治 「正義と微笑」
...赤子が泣くめつきり夏めいて机の上の蟻も・ながい毛がしらがもらうてきてうゑてをくよいくもり昨日の所得 昨日今日の買物米 一升一合 一金十六銭 酒二合 一金弐銭 切手一枚銭 十七銭 一金六銭 醤油二合 一金五銭 湯札弐枚換算して一金四十一銭也...
種田山頭火 「行乞記」
...五十銭玉二つを机上に載せて置いて...
種田山頭火 「其中日記」
...カルタ机に着席する)シャムラーエフ (トリゴーリンを戸棚のほうへひっぱって行く)そらこれが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...私はまたも机の上に泣き伏してしまう...
外村繁 「夢幻泡影」
...机竜之助を探るのは二の次で...
中里介山 「大菩薩峠」
...姉妹にあてがはれた小さい勉強室時 春になつたばかりの風の夜(机を向ひあはせて姉と妹が...
新美南吉 「ラムプの夜」
...枕元の手習机の上には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小間(こま)の机の前でこういった...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...それに締切も近いので(おまけに都合よく雨さへ降り出したので)今夜こそは書かねばなるまいと思つて机に向つた...
北條民雄 「書けない原稿」
...編集長の机に鍵をかけて保管してあるのでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...いざ畳と机の脚に間隙のある机の前に坐つて...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...二階の往来に面したほうに、八帖二つをぶち抜いた部屋があり、古机が五つ、一方は記事を書く部屋、一方には絵描きや摺師(すりし)や、版木彫りの職人たちがいた...
山本周五郎 「へちまの木」
...次の時代に生きる支度をしよう」幕士には禁制の蘭書(らんしょ)を机の下へかくして...
吉川英治 「松のや露八」
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