...その中には十三になる末の妹の貞世(さだよ)に着せても似合わしそうな大柄(おおがら)なものもあった...
有島武郎 「或る女」
...場末の盛り場みたいな狭い道で...
梅崎春生 「黄色い日日」
...ことに始末のわるいことは...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...記念すべき霜月(しもつき)の末の日よモナ・リザは歩み去れり雷門の「よか楼」にお梅さんという女給がいた...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...友を賣り人を詐る末の世と思へば...
高山樗牛 「瀧口入道」
...いそがしい年末の徹夜業のときなぞは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...十八世紀末の完全な音楽を歌うことができなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...番頭の忠助と月末の帳合に忙しく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私と善七さんは此間から末の末まで約束した仲なんです」何んといふ臆面(おくめん)のなさでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...生きてゐるうちは始末の惡い女房だつたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その代りには断然不始末のあとを残すまいという条件で持込んだ...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...詞の末のみ跡に残る...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...「水行末、雲来末の風来末、食う寝る所の住む……」ねえお艶ちゃん...
正岡容 「寄席」
...「笛竹に吹きよる風のごとならば末の世長き音(ね)に伝へなん私はもっとほかに望んだことがあったのです」と柏木は言うのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末の三郎は父と共に虐けたので殺される...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...「にひなめ」はただ前年のあと始末のごとく...
柳田国男 「海上の道」
...旧暦では十一月末の頃は...
柳田國男 「日本の伝説」
...二月末の木の芽時を楽しむように...
吉川英治 「親鸞」
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