...これは俳句未生(みしょう)以前本来の面目である...
高浜虚子 「俳句への道」
...未生(みしょう)前とでもいいますか...
田中英光 「オリンポスの果実」
...もし科学上の事実や方則は人間未生以前から存していて...
寺田寅彦 「科学上の骨董趣味と温故知新」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...何だか自分が(或いは未生の我が)本当にそんな経験をしたかのような気がして来る...
中島敦 「光と風と夢」
...未生以前の記憶をよび起そうと努力するような...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...浮世を歩む年齢が逆行して父母未生(ふもみしょう)以前に溯(さかのぼ)ったと思うくらい...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...やはり父母未生(ふもみしょう)以前に受けた記憶と情緒(じょうしょ)が...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...昔(むか)し鎌倉の宗演和尚に参して父母未生以前(ふもみしょういぜん)本来の面目はなんだと聞かれてがんと参ったぎりまだ本来の面目に御目(おめ)に懸(かか)った事のない門外漢である...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...また父母未生(ふぼみしょう)以前(いぜん)と云う稀有(けう)な問題を眼の前に据(す)えて...
夏目漱石 「門」
...それを一(ひと)つ考(かんが)へて見(み)たら善(よ)かろう」宗助(そうすけ)には父母(ふぼ)未生(みしやう)以前(いぜん)といふ意味(いみ)がよく分(わか)らなかつたが...
夏目漱石 「門」
...さうして父母(ふぼ)未生(みしやう)以前(いぜん)と...
夏目漱石 「門」
...……もつと快活で元氣のよかつた昔の事が未生前(みしやうぜん)の事件のやうに心に浮んだ...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...未生以前よりこの耀やかしい地上に生れて来なければならぬ因縁が...
室生犀星 「愛の詩集」
...已前とは未生の意である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...本性はその未生にある...
柳宗悦 「民藝四十年」
...美醜未生のものであるとするなら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...仏教の“父母未生以前”も...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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