...この桃は未熟なので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...技術の未熟なために失敗ばかり多くて獲物ははなはだ少ない...
寺田寅彦 「カメラをさげて」
...またこれに反して勢いのいいのは日ごとの変化があまりにはげしくて未熟なものの手に合わなかった...
寺田寅彦 「写生紀行」
...生命の起元に関する未熟な私見を述べた際に...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...最後に私はこの一編の未熟な解説が...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...上述の未熟な所説についてはさらに考え直さなければならない不備の点も多いことと思われるので...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...最も非個人主義的風格を止めている東洋の未熟な農民は「非常に楽に共同主義へ衣更え出来る」というわけである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そんな未熟な所為(しょい)はしない...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...未熟な酒の酔といっしょに一時に発し...
久生十蘭 「湖畔」
...そしてこの莢の未熟なときは肉質で赤色を呈している...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...五私が未熟な落語家時代...
正岡容 「落語家温泉録」
...いわんやそれが私という未熟な駄寿司たるにおいておや...
正岡容 「わが寄席青春録」
...芸が未熟な証拠です...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...父のように黒とか黄とかいうような凝(こ)った渋好みのものは僕みたいに未熟な者には迚(とて)も使えませんから...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...御仏がではない――つまり自分たちの修行が未熟なためだ...
吉川英治 「親鸞」
...どんな未熟な相手にも闘うとなれば...
吉川英治 「宮本武蔵」
...昨夜(ゆうべ)のような未熟な負け方...
吉川英治 「宮本武蔵」
...未熟な分別も湧いて...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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