...その幼稚な未熟さにあるのではなくて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「芝居」の神田の未熟さがつく/″\いやんなった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その点になれは彼の未熟さは自他ともに欺くことは出来なかった...
本庄陸男 「石狩川」
...本質的な未熟さとしてあるのは...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第一巻)」
...階級的発展の端緒としての意味をもつ未熟さ...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...この未熟さに拍車をかけて...
宮本百合子 「一票の教訓」
...自身の未熟さを思えばそれは手も足もどこに向って伸してよいか分らないようになるのが当り前と思う...
宮本百合子 「女の歴史」
...それでも猶未熟さからの多くの不足や弱点や観念的なところがあったにしろ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...未熟さが現れていたのだと思われます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...云わば未熟さが手がこんでいたと思う...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このお手紙で云われている必然的未熟さの征服のことは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...若くて書きはじめた者は、自身の未熟さ、しぶさ、すっぱさみんなかくもののうちに露出しつつ風浪のなかで、育つものなら育って来るから、一つの完成の線に止っていられなくてその点ではなかなか荒くのびて来ます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自身の未熟さからも出来なかった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...人間としての未熟さを忌憚(きたん)なく出している...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまはまったく自分の独りよがりな棒術の未熟さを覚(さと)ったものか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分の道念(どうねん)の未熟さを悲しむのであるが...
吉川英治 「親鸞」
...兵法の大乗的な見地から観れば、これは明らかに武蔵の敗(やぶ)れであり、武蔵の未熟さを、見事にお杉婆の信仰心と切っ先が、暴露して見せたものといって差しつかえなかろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...自分の未熟さを、ここにも見出して、彼は大人の前に小さく羞恥(はにか)んでしまう一箇の未成年者でしかなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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