...未だ知らざる生の豫感に動かされて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私は未だかつてこんな器量の優れた児を見たことがない...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...未だ曾て三百万人の市民は...
海野十三 「深夜の市長」
...未だにその習慣が思い出されると悪くない...
高村光太郎 「回想録」
...此の山懷の一隅には非常時の嵐が未だ屆いて居ないのか...
寺田寅彦 「伊香保」
...但し其の内閣の完全なる政黨内閣たるを得るや否やは固より未だ知る可からずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...學堂の成功學堂が成功の一原因は、政治家の凖備と修養とを怠らざる是れなり顧ふに藩閥の諸老は、大抵立憲大臣としての伎倆なく、取て代る可きの後進政治家も、未だ經國の大才と認む可きもの實際に出現せずして、到る處夜郎自ら大なりとするの斗漢が、紛々として互ひに短長を爭ひ、雌雄を問ふを見るのみ稱して政治家といふと雖も、未だ知らず、政治家たるの準備と素養あるもの果して幾人ぞ夫れ經國の大才は難し學堂亦嘗て此れに當るの實力を世間に示したることあらず故に世間唯だ彼れを大言壯語の虚才として、寧ろ之れを譏笑する多しと雖も、彼れは大言壯語を以て世間を虚喝すると同時に、其平生の抱負を苟且にせずして、孜々として大臣學を修め、英雄の課業を研究して休まざるの熱心あり此熱心ありて而る後、大言壯語するときは、即ち其大言壯語も亦終に徒爾ならざる可きを信ずるに足る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...未だ妻も迎えずに暮していました...
豊島与志雄 「碑文」
...未だ發見せられずして...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
......
野口雨情 「都会と田園」
...未だ学校に上らない年輩の子供たちが...
葉山嘉樹 「万福追想」
...未だ戦場の実地に臨まず...
福沢諭吉 「学問の独立」
...体は未だ動かなかつた...
牧野信一 「創作生活にて」
...風が見つからないものであれだけ出たのに未だ帆もあげてゐやあしない...
牧野信一 「円卓子での話」
...私は未だ曾(か)つて人工呼吸法といふものを見たことがなかつたけれど...
水野仙子 「嘘をつく日」
...我は未だ曾てかくばかり文字によりて哀苦を愬へられたることあらず...
横瀬夜雨 「花守」
...ことに、未だに、老賊が自分の姓を、あなたに名乗らせないのは、養父養子という名にあなたの武勇を縛っておくだけの考えしかないからです」「ああ、そうか...
吉川英治 「三国志」
...未だ曾て聞いたこともない事実を...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
