...木には木鼠がいた...
有島武郎 「フランセスの顔」
...木鼠がガサガサと木を登って遊んでいた...
板倉勝宣 「春の上河内へ」
...木鼠(きねずみ)の生皮(いきがわ)が竹釘で打付けてある...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...あるいは木鼠がものを齧る音...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...木鼠(りす)なりといえり...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...白繻子(しろじゅす)の訪問服の上から木鼠(きねずみ)の毛皮外套を着て...
谷譲次 「踊る地平線」
...身体のこなしの敏捷(すばしっこ)いことと言ったら木鼠(きねずみ)のようなもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんまりばかばかしい」「そりゃ木鼠(きねずみ)も木から落っこちることがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...木鼠(りす)と小鳥たちである...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...木鼠は、多分原始林時代から居残ったものであろうが、もうすっかり人間に馴(な)れて、餌をやると、つい目と鼻のところまでやってくる...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...木鼠がとんきょうな顔をして控えているのによく会う...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...木鼠が長い尾をひきながら...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...木鼠小僧のように...
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」
...木鼠小僧は大手を振ってのさばり返っている...
野村胡堂 「銭形平次打明け話」
...早くもひとり雪をけりはるかの吹雪をはせ行くは木鼠捕りの悦治なり三人ひとしくはせたちて多吉ぞわらひ軋るとき寅は溜りに倒れゐし赤き毛布にくるまりて風くるごとに足小刻むは十にたらざる児らなれや吹雪きたればあとなる児急ぎて前にすがりつゝ一列遠くうすれ行く...
宮沢賢治 「訓導」
...世の中のすべてのものが上機嫌じゃがその中にたった一つ嬉しがりもせず笑いもせなんだものがあると気がるなあの木鼠奴が通りすがりの木の枝からわしに声をかけおった...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...木鼠(きねずみ)の三公なんかは...
吉川英治 「江戸三国志」
...木鼠(きねずみ)のごとく一方の森へ駆け込んでおります...
吉川英治 「江戸三国志」
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