...疲れた頭が直ぐ朦々(もう/\)となる...
石川啄木 「鳥影」
...朦朧(もうろう)としたる他人の姿が一緒に写っていたことがある...
井上円了 「おばけの正体」
...彼女は、今や、長い歓喜の跡に、疲労を覚え、ほとんど呼吸さえもできず、汗さえも出つくし、その上に頭は昏み、両眼は朦朧とし、両頬も段々熱くなったが、自分でも何だか判らないし、厭になった...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...内部は煙が朦々と立罩めた中に焼落ちた材木が重なっていた...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...卑俗な事物のうえにも高い事物のうえにもこの朦朧時代の性格ははっきり現われている...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...次第に心魂朦朧(もうろう)として怪しくなり...
太宰治 「新釈諸国噺」
...朦朧(もうろう)たる陰謀の網にとらえられるのを感じた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の表現した朦朧(もうろう)たる熱情をいっそうよく理解した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...半ば以上無意識の朦朧(もうろう)たる眼をもって...
中里介山 「大菩薩峠」
...よそよそしくも月の光りを忍んで朦朧(もうろう)たる影法師(かげぼうし)がいた...
夏目漱石 「草枕」
...どっちがどっちだか分らなくなって朦朧(もうろう)のうちに合体稠和(がったいちゅうわ)して来た...
夏目漱石 「坑夫」
...朦朧(もうろう)たるものを明暸に意識し...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...けれどももう少(すこ)しで朦朧(もうろう)の境(さかひ)に沈(しづ)むべき性質(たち)のものであつた...
夏目漱石 「門」
...朦朧とした眼つきの男は...
原民喜 「小さな村」
...朦々朧々(もう/\ろう/\)の淵(ふち)ふかく沈(しづ)みて...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...朦朧とした意識を呼びさまされたものか...
火野葦平 「花と龍」
...止め度もなく朦朧たる憂鬱を吾ながら弥々持てあました挙句に決つてゐたから...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...明りの下に朦朧(もうろう)とした何かの影が佇(たたず)んでいるのを見出しはっとしました...
室生犀星 「ゆめの話」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の大谷翔平さん: 怪我で3試合連続欠場 ⚾
- 野球選手の石井大智さん: 左アキレス腱断裂から復活し、51試合連続無失点を達成🔥
- 野球選手の村上宗隆さん: 新人として初のシーズン30号本塁打を記録 ⚾
