...この晩年に至るまで青年のような朗らかな元気を持ち続けていたとのことです...
石原純 「トーマス・エディソン」
...吹く風も秋風だか春風だか分らないほどの朗らかさだつた...
種田山頭火 「行乞記」
...空は朗らかである...
夏目漱石 「野分」
...朗らかな伊太利の小唄――...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...憎い奴でございます」平次は朗らかに答えながらも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本当に朗らかな平次だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...君たちがあの男を少し朗らかにしてやることだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...加藤のやうな朗らかな立場からではなしに...
牧野信一 「女に臆病な男」
...眼の細い、鼻の大きい、赭(あか)ら顔の小肥りの老人で、半白の髪を蜻蛉(とんぼ)のような細いちょんまげに結って、これは終生そのまま切らず、風采といい芸風といい、上品で朗らかで、真に生れながらの狂言師向き...
山本笑月 「明治世相百話」
...南洋最初のお客様猛獣の曲芸にびっくり今は日本の委任統治で朗らかだが...
山本笑月 「明治世相百話」
...そうして篠崎仁三郎の一生はイトも朗らかに笑い送られて行ったのであった...
夢野久作 「近世快人伝」
...その後の彼女の朗らかな性格や...
夢野久作 「少女地獄」
...やがて若々しい朗らかな声が隅々までハッキリと反響し初めた...
夢野久作 「二重心臓」
...彼は外界に抵抗している自身の力に朗らかな勝利を感じた...
横光利一 「上海」
...あの朗らかに歌う小鳥の唄の中にも...
蘭郁二郎 「幻聴」
...朗らかに肩を組んで...
蘭郁二郎 「鱗粉」
...この像の豊満味が密教芸術のそれよりも朗らかであるということは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...『古事記』の物語の作者である日本人はあまりにも無邪気であり朗らかであった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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