...全然(まるで)別人のように朗らかだった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...河内介は一層朗らかに笑い出した...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...近来にない朗らかさである...
種田山頭火 「行乞記」
...今度は琵琶歌(びわうた)かとも思われるような一種の朗らかな吟声が聞こえた...
田山花袋 「田舎教師」
...朗らかに柔らかい懈(だる)い薄っぺらな自然にひどく失望してしまったし...
徳田秋声 「蒼白い月」
...すっかり朗らかになっていたこともあった...
徳田秋声 「仮装人物」
...その諷刺(ふうし)的な朗らかな笛の歌に耳傾けた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ノナン・ディエール街では、腹がでっぷりして、声が朗らかで、頭が禿(は)げ、額が高く、黒い頤鬚(あごひげ)をはやし、なでつけることのできない荒い口髭(くちひげ)をはやしてる、相当な服装をしたひとりの市民が、通行人に公然と弾薬を配っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...サン・ドゥニ街から来るらしい朗らかな若い快活な声が起こって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして、白々とした部屋の空気を、少しも感じないように、侍女に、何かいっては、侍女と一緒に、朗らかに笑った...
直木三十五 「南国太平記」
...天日を仰ぐような朗らかな時勢が来ることを...
中里介山 「大菩薩峠」
...その朗らかな或日曜の午後に...
夏目漱石 「門」
...明日からは対等に付合ってくれるだろうな」何という朗らかさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夢にもない朗らかな叫びを挙げました...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...軽騎兵の馬は朗らかな蹄の響きを挙げて節面白く行進して行く...
牧野信一 「変装綺譚」
...諷刺文学、朗らかで、見通しをもったプロレタリア諷刺文学をどうこしらえるかということはソヴェトでもまだ宿題だ...
宮本百合子 「新たなプロレタリア文学」
...父の親王も朗らかに二条の院に出入りしておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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