...仙人にならむとしても成り切れぬ凡夫の淺ましき心をその儘に、下界より酒樽のせて今日や來る明日やと馬の待たれぬる哉那須山の名は中央に噴火しつゝある茶臼嶽に代表せらるゝが、大別すれば、南の南月山、中央の茶臼嶽、北の三本槍嶽より成る...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...白河より甲子へ行く途中、南は南月山、北は白布引山までの間の連山を望む...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...友月山公園に上れり...
大町桂月 「白河の七日」
...△水月山円通寺跡...
種田山頭火 「行乞記」
...水月山円通寺跡の丘に登りついた...
種田山頭火 「行乞記」
...ただし白山(はくさん)・月山(がっさん)はそのままに取る...
寺田寅彦 「火山の名について」
...夏夜靜けき夏の夜半の空遠き蛙の歌聽けば無聲にまさるさびなれや眠を誘ふ水の音心しづかに流るれど夕月山に落ち行けば影を涵さんよしもなし...
土井晩翠 「天地有情」
...左手で植田丹後守から餞別(せんべつ)に貰った月山(がっさん)の一刀を引き寄せる...
中里介山 「大菩薩峠」
...「生命なんぞは惜しくない――」彼は月山の新刀を手にとると...
中里介山 「大菩薩峠」
...行く春も心やすげに見ゆる哉花なき里の夕ぐれのそら玉月山松の葉もりの春の月秋はあはれとなど思ひけむと咏(よ)みました...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...大山寺笹の幾葉の隠岐見えて伯耆の海の美くしきかな昭和五年五月山陰に遊ばれた時の作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その集中の「秋の月山へさやかにてらせるは落る紅葉のかずを見よとか」の歌に基づいたもので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...四月山々の花のゆったりと咲く頃に...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...右手の平野を越して、羽黒、湯殿、月山、三山の重なりを見ていると、それと自然に対抗したくなって来る鞍乗り心地で、むかしこの地を本陣とした西羽黒の対立心が、向うの東羽黒に敗れ、滅亡の因を作ったことも頷(うなず)かれる眺望である...
横光利一 「夜の靴」
...天野刑部(あまのぎょうぶ)は月山流(げつざんりゅう)の達者(たっしゃ)とて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...高倉山から三日月山の附近――峰谷々にわたって...
吉川英治 「新書太閤記」
...月山流(がっさんりゅう)の型どおりにその腰車(こしぐるま)を手強く払った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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