...曽根は社へ行くのが怠儀でならなかった...
相馬泰三 「六月」
...大概の夫婦はそれでつながっているんじゃないか」「阿曽と云う男が立派な人間でありさえすればそれでよかろう...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...明治大帝御野立所お姿たふとくも大杉そそり立つ木曽はいま芽ぶくさかりのしぐれして母子(オヤコ)それ/″\薪を負うて山から戻る・たまたま詣でゝ木曽は花まつり五月七日曇――雨――曇...
種田山頭火 「旅日記」
...万屋のほうも山崎屋のほうもおなじく木曽から出てきて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...多寡(たか)をくくっていた阿曽の希望を...
久生十蘭 「白雪姫」
...阿曽は観念してジタバタしないことにしたが...
久生十蘭 「白雪姫」
...阿曽がシャモニーへ埋葬しに行ったということだった...
久生十蘭 「白雪姫」
...森さんからこれから急に木曽の方へ立たれると云うお端書(はがき)をいただいた...
堀辰雄 「楡の家」
...われわれが突入しきたったわが国未曽有の国難に処して国民の一人一人としての私どもが...
三好十郎 「猿の図」
...木曽でも伊勢でも遠く離れた山口大分の二県でも...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...また橋本三左衛門はその子の三郎兵衛が……」列席する人々のうち曽てその職に在った者...
山本周五郎 「思い違い物語」
...秀之進はそういう意味を表示したことは曽(かつ)てなかった...
山本周五郎 「新潮記」
...曽て大町桂月、田山花袋両先生も此山に登られ、去年の秋には有島生馬、正宗得三郎両先生も眞山孝治さんの案内で登られた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...曽遊の人から伝へ聞く今の泰山は俗化してゐるらしいから...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...わたくしはかつて芭蕉と病んだ曽良とが旅に別れた折のことなどを思ひ出した...
吉田絃二郎 「八月の霧島」
...われ曽(か)つて弁争せざるなり...
吉田松陰 「留魂録」
...曽て惟政の味方であった摂津池田の城主の家臣たちであった...
和辻哲郎 「鎖国」
...曽て信長の面前でフロイスと日乗とが激論し...
和辻哲郎 「鎖国」
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