「書割」の意味
芝居の大道具の一つ。木枠に紙や布を張り、建物や風景などを描いて舞台の背景としたもの。いくつかに割れることからの名。
「書割」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの進捗を管理するために、まずは書割をしっかりと行い、各タスクの優先順位を明確にしましょう。
- 教育論文を書く前に、書割を立てることで、論理的な構成を考えることができます。
- 創作小説を書く際には、登場人物の関係性やストーリーの展開を書割で整理しておくと、執筆がスムーズになります。
小説での「書割」の使い方
...丁度芝居の書割(かきわ)りの様に眺められた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...○最近ある人の手紙に「また芝居の書割りのやうな雪が降りました...
竹久夢二 「砂がき」
...書割りなんか、一つもない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...つい其処の歌舞伎座の書割(かきわり)にある様な紅味(あかみ)を帯びた十一日の月が電線(でんせん)にぶら下って居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...動物らの喚び出した燦々とした書割(デコール)の中に溶け込んでゐた...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...左右の家は書割舞台ででも出来ているかのように...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...わたくしは二番目狂言の舞台で見馴れた書割...
永井荷風 「里の今昔」
...わたくしは二番目狂言の舞台で見馴れた書割(かきわり)...
永井荷風 「里の今昔」
...堀割の眺望(ながめ)はさながら旧式の芝居の平(ひらた)い書割(かきわり)としか思われない...
永井荷風 「深川の唄」
...そこには大道具の書割をつみたる荷馬車ありき...
永井荷風 「舞姫」
...岩は千断(ちぎ)れ書割(かきわり)は裂ける...
中里介山 「大菩薩峠」
...書割りの家があって...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...芝居の書割の様に平たく見えた...
夏目漱石 「それから」
...芝居の書割のやうな月が白々と掛つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「書割盗人」に於ては盗人に入られた家の主人公が盗人に対し...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...わたくしは二番目狂言の舞台で見馴れた書割(かきわり)...
正岡容 「吉原百人斬」
...壁は赤く書かれた竹の模様の金粉も書割のようで...
横光利一 「欧洲紀行」
...書割りを倒した大道具衆は...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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