...更に又過去に溯(さかのぼ)れば...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...それはベルクマン事件よりは更に苛酷なものであつた...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...悪魔の正体諸戸は更らに語りつづけた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...故に臨検地においては土全体を変更しなければ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...猶更ら危險ならずやといふ...
大町桂月 「多摩川冒險記」
...自分が六代生まれ更(かわ)らせて...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...鬼怒川(きぬがわ)温泉へでも伴(つ)れてってやろうか」「鬼怒川はいいね」金五郎はそこで更(あらた)めて偶人の顔を見た...
田中貢太郎 「偶人物語」
...ある処を圧したがために更にある処から押される形になるといふ原理...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...江戸の富豪細木香以(さいきかうい)が老に至つて家を失ひ木更津にかくれすんだ時の句である...
永井荷風 「枯葉の記」
...「もしあの女が……俺が全心をこめて愛してゐる心算(つもり)のあの女が」と彼は更に考へた...
長與善郎 「青銅の基督」
...更に自分にも一服との所望(しょもう)ありしかば...
福田英子 「妾の半生涯」
...もう一人の男は更に長身...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...言葉の空想に耽りながら夜を更したが...
牧野信一 「風流旅行」
...更に驚くのはかの有名な『大言海』にアズサをキササゲあるいはアカメガシワと為して依然として旧説を掲げ...
牧野富太郎 「植物記」
...木更津まで逃げてもらったそうである...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...更に極めて本質的な改善を受けたことを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...夜が更けてからこっそり家を出てゆく...
山本周五郎 「青べか物語」
...更にその先きを求めずにはゐないのである...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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