「曳舟」の意味
船を引っ張るためのロープや装置
小説での「曳舟」の使い方
...曳舟で川を遡るのは大変だ...
...今度、曳舟で川下りをしてみたいと思っている...
...曳舟が通るところには風情がある...
...曳舟は、船を引っ張る力が必要なため、けっこうしんどい仕事だ...
...下町散策の途中で、曳舟が行き交う水路に出くわした...
...われ非情の大河を下り行くほどに曳舟の綱手のさそひいつか無し...
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」
...曳舟(ひきふね)の停車場があるはずです...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...今まで曳舟にしてあったモーターボートが...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...強権主義者だ」その三 黄色い血曳舟(ひきふね)駅で俺たちは降りた...
高見順 「いやな感じ」
...それを必要に応じて曳舟(えいしゅう)するために...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...堀割(ほりわり)づたいに曳舟通(ひきふねどおり)から直(す)ぐさま左へまがると...
永井荷風 「すみだ川」
...沈滞した堀割(ほりわり)の水が麗(うららか)な青空の色をそのままに映している曳舟通(ひきふねどお)り...
永井荷風 「すみだ川」
...車掌が「曳舟(ひきふね)通り」と声をかけたので...
永井荷風 「寺じまの記」
...曳舟の機械の響が両岸に反響しながら...
永井荷風 「放水路」
...女は暫(しばら)くして曳舟通(ひきふねどおり)へ引移ったが...
永井荷風 「向島」
...寺まで曳舟通(ひきふねどお)りを歩いていってみることにした...
堀辰雄 「花を持てる女」
...曳舟通りをぶらぶらしながら...
堀辰雄 「幼年時代」
...曳舟通りに近かった私の家から尼寺の近所のおばさんの家へ行くときにいつも通っていた小径と同じであるかも知れない...
堀辰雄 「幼年時代」
...沈滞した堀割の水が麗な青空の色を其のままに映してゐる曳舟通り...
正岡容 「下町歳事記」
...そこを通う舟は曳舟(ひきふね)である...
森鴎外 「高瀬舟縁起」
...しかし舟は曳舟には限らぬので...
森鴎外 「高瀬舟縁起」
...そこを通ふ舟は曳舟である...
森鴎外 「高瀬舟縁起」
...細長い棹舟に索をつけて曳舟して下つていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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