...高い線路に突き当たって曲がる角で...
田山花袋 「少女病」
...それでもかなりに強い抵抗のために細長い竿は弓状に曲がる事もあった...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...我々は大きな道から狭い脇道へ曲がる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...――またあんたも曲がるのかい...
中原中也 「その頃の生活」
...突当たりを左へ曲がると東側の部屋(へや)だと教わったとおり歩いて行くと...
夏目漱石 「三四郎」
...坂を曲がる時は幟(のぼり)さえ見えた...
夏目漱石 「三四郎」
...大手町(おおてまち)を突(つ)き当って薬師町(やくしまち)へ曲がる角の所で...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...それで彼は痛みのために身体が曲がるほどだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」
...親方はついと右へ曲がると...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...京町へ曲がる角に釜(かま)を据えて...
森鴎外 「独身」
...賊は、鼬(いたち)のように振向いて、これは――と明らかに狼狽を見せ、いよいよ馳けたが、坂下を曲がると、うしろから追ッて来る者の跫音も声も耳にとどいて来た...
吉川英治 「大岡越前」
...お酒のお代のほうは」「この先の寺の横丁を曲がると...
吉川英治 「三国志」
...侍小路へ曲がる濠端(ほりばた)の二つ目の辻――そこの大きな角屋敷(かどやしき)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...堂上堂下、悲しみに沈んでいるこの春の御諒闇(ごりょうあん)に、虫けらまでも、さびしさが、わかるとみえます」「夜だ、どうしても、昼間とは思えない――」介(すけ)は、道を曲がる...
吉川英治 「親鸞」
...江戸川の片側町(かたがわまち)から横へ曲がる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...そこを曲がると、観音院と僧正坊の伽藍(がらん)が広庭を抱いていた...
吉川英治 「源頼朝」
...また石燈籠(いしどうろう)のそばへ顔を寄せているぞ」曲がるたびに...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...道が、山陰に曲がる時、玉枝は、もういちど含月荘の方をふり顧(かえ)って見たが、大村父子の姿はもう見えなかった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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