...曉の枕に通ふ鶯の音...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...池田驛から分岐する網走(あばしり)線鐵道の竣工した曉には釧路...
石川啄木 「菊池君」
...牝鷄(ひんけい)常に曉を報ずるといふ内情は...
石川啄木 「雲は天才である」
...そして可成(なるべ)く彼に曉(さと)られざる樣に息を殺して...
石川啄木 「葬列」
...曉(あけ)がた六時の時計が鳴つたのである...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...何人(なんぴと)も終(つひ)にそれと曉(さと)り得(え)ぬ目付(めつき)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...曉の冷氣、身に浸む...
大町桂月 「碓氷峠」
...曉早く、樓下を漕ぎゆく艪の音に夢やぶれ、戸を推し、欄によりて望めば、そよ/\と吹き來る凉風につれ、朝靄浮動して、幽趣いふべからず...
大町桂月 「鹿島詣」
...*秋篠寺に香水堂あり常曉阿闍梨閼伽井の舊蹟なり*竹の葉山の下路は深草少將が通ひ路の舊蹟と傳へらる望郷の歌わが故郷(ふるさと)は...
薄田淳介 「白羊宮」
...燕のやうにすりぬけて行くわが兒はびつくりして見送つて居る郵便配達は勢ひよく體を左右に振つて見せわざと自轉車をよろつかせて曉方の星のやうに消えてゆくわが兒は歩む...
千家元麿 「自分は見た」
...浮世離れし物音に曉の靜けさ一入(ひとしほ)深し...
高山樗牛 「瀧口入道」
...佛は説きぬ娑羅双樹祇園精舍の鐘のねもその曉に綻びし別れの袖をいかにせむ更けてくるしむ待宵の涙なみだに數添てさても浮世の戀ぞ憂きさても我世の戀ぞ濃き...
土井晩翠 「天地有情」
...「宵から曉方まで三番打つたさうですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...窓から射し入る秋の曉(あかつき)の光りが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お島さんは、――此前雪隱へ槍を突つ込んで、養子の榮之助を殺さうとしたのは、中風で寢てゐる筈の父親の仕業と知つて、今夜も妹のところへ行くので、心配して外から離屋を閉めて行つたのだよ――父親の榮左衞門はそれと知つて、曉方になつて、鍵をおろされたまゝ、内から押してハジキ飛ばしたのだらう」「すると下手人は?」「二度とも、中風病みの隱居榮左衞門だよ、八年前から中風で寢込んだが、それを良いことにして、女房のお島――榮左衞門には掛け替への無い娘だ――それを放り出して妾を入れ、家をそつくり横領して、養父の榮左衞門を、物置のやうなところに放り込んでしまつた養子の榮之助が憎かつたのだ」「――」「隱居の榮左衞門はさぞ口惜しかつたことだらう、幸ひ中風の方は少しづつ良くなつて、近頃は物につかまるか這ふかして、少しづつは歩けるやうになつたが、榮左衞門は深い考へがあつて、それを誰にも知らせなかつた、尤も娘のお島は氣が付いて居たことだらう」「へエ」「辨次が槍を持出して物置に置くと、昔取つた杵柄(きねづか)で、それを杖にして雪隱の外に忍び寄り、頭の上に構へてズブリと突いた、――土の上に小さい穴のあつたのは槍を杖に突いて行つた爲だ」「成程ね」「娘のお島は、父親の心持を知つて、心配でたまらないから松井町から相生町に戻つて見たが、締りが嚴重で入れなかつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三急使が曉の街(まち)を飛んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...研究し畢りて判斷を下さんずる曉には...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...曉烏敏氏とお目にかかる機縁を得た...
吉川英治 「折々の記」
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