...暢気(のんき)な彼もそのことを考えぬではなかったが...
犬田卯 「米」
...田舎の巡査なんて暢気(のんき)なもので...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...今は海が暢気(のんき)でいい...
徳田秋声 「蒼白い月」
...暢気(のんき)な縁先の仕事はできないものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...百年も昔の人に生れたような暢気(のんびり)した心持がしました...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...暢気(のんき)そうに懐手をしてノソリと出て来たろう」「そうですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先代の幽霊が出たのですよ」「ヘエ――」なんという暢気(のんき)な顔...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...暢気(のんき)そうに長々と野球の話をはじめるので...
平林初之輔 「鉄の規律」
...「おしどり歌合戦」と「暢気眼鏡」を見る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...当時は暢気(のんき)にしていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...早く支度しねえか!」「併し折角帰って来たんだから俺ァお半の処へ一寸寄って行きてえなァ」「この野郎暢気な事云ってやがらァ...
山中貞雄 「森の石松」
...もう少し暢気(のんき)にしているんだわね」「いいえもう本当にいいの...
山本周五郎 「柳橋物語」
...却(かえ)って暢気(のんき)で...
夢野久作 「暗黒公使」
...」このように暢気な人だ...
横光利一 「欧洲紀行」
...それにしても実に暢気そうに見える無造作な南が...
横光利一 「旅愁」
...――なんでわしは招かれなかったか」「暢気(のんき)なことをいうではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...暢気(のんき)な」「違うか」「いやさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...嬰児(あかご)などを手にしている彼の暢気(のんき)さを咎(とが)めるような語調だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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