...彼の暗愚はそれをきらっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...頼家如何に暗愚なりとするも...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...本官の聞き及ぶところによれば老齢暗愚なる貴下は従来の滞納金を徴収もせず...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...蒸気、電気の働(はたらき)は開闢(かいびゃく)の初(はじめ)より明に示す所なれども、人間の暗愚なる、久しく之を知らずして、漸(ようや)く近年に至り始めてその端緒を探り得たるのみ...
福澤諭吉 「人生の楽事」
...暗愚の君も哀れと思い...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...別様の分別ができないほどに暗愚な心を持ったればこそできたもの...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)暗愚と賢明とは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...暗愚は悪い素質である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これは暗愚な俗人共のことであるから...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...まさに「暗愚」といわんばかりで...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...女性が互に現在の自己の暗愚劣弱を徹底して自覚することがその第一歩であると確信するに到った...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...暗愚ではない徳川万太郎...
吉川英治 「江戸三国志」
...それ故にこそ、特に私が選ばれて、大将曹操から密々(みつみつ)にお旨をうけて忍んで来たわけです」「えっ、曹操から?」「きょうの合戦に、曹操第一の許を向うに廻して、あなたの目ざましい働きぶりを見られ、曹将軍には、心からあなたを惜しんで、にわかに、退け銅鑼を打たせたものです」「ああ……そうだったか」「なぜ、御身ほどな勇士が楊奉の如き、暗愚な人物を、主と仰いでおられるのか、人生は百年に足らず、汚名は千載を待つも取返しはつきませんぞ...
吉川英治 「三国志」
...――特に高時の行状にいたっては、多年自分が近侍して眼にも見ていた実例をあげて、その暗愚さを、まるで一狗(く)にも劣るようにいった...
吉川英治 「私本太平記」
...後醍醐は、暗愚でない...
吉川英治 「私本太平記」
...勝頼が暗愚(あんぐ)でおわしたからじゃ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...龍興暗愚なりといっても...
吉川英治 「新書太閤記」
...暗愚(あんぐ)ながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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