...まことにそれは眩暈(めまい)のするようないやな臭気であった...
梅崎春生 「幻化」
...クラクラと眩暈(めまい)がしそうになっていたのだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...譲治はくらくらと眩暈(めまい)を感じました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...終には船暈を催して吐きぬ...
大町桂月 「金華山」
...眩暈(めまい)をさえ生じたという...
太宰治 「八十八夜」
...彼は眩暈(めまい)の状態に陥った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...眩暈(げんうん)し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...全身倦怠、頭痛、悪心(おしん)、嘔吐、眩暈(めまい)、脱力などという嫌な気持ちだ...
永井隆 「長崎の鐘」
...柔かな暈光をおびて来る...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...庭へ出て何かしている機(はずみ)に突然眩暈(めまい)がして引ッ繰り返った...
夏目漱石 「こころ」
...眩暈も嘔気(はきけ)も皆無な事などを書き連ねた...
夏目漱石 「こころ」
...糠雨(ぬかあめ)で暈(ぼか)されたかの如くに霞(かす)んでゐる...
夏目漱石 「それから」
...眩暈(めまい)と激烈なる頭痛とに悩まされて...
野中到 「寒中滞岳記」
...あれを見せられちや私は眩暈(めまひ)がして――」お粂は手の甲を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...僕はその暈のなかにぼんやり睡(ねむ)り込んでしまいそうだ...
原民喜 「火の唇」
...えもいえぬニュアンスで下翅のほうへ暈(ぼ)け...
久生十蘭 「蝶の絵」
...やがて七彩の氷暈(ハロ)が氷の断面一帯に拡がり始める...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...それをぼうと光暈(こううん)が包んでいるようにみえた...
山本周五郎 「追いついた夢」
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