...お暇乞(いとまご)いをいたしますと『又(また)是非(ぜひ)何(ど)うぞ近(ちか)い中(うち)に……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...それでも暇乞だけは家毎(いへごと)にして...
石川啄木 「天鵞絨」
...其方より暇乞ふ迄もなし...
高山樗牛 「瀧口入道」
...清三はその往来した友の家々を暇乞(いとまご)いをして歩いた...
田山花袋 「田舎教師」
...「今日は暇乞いのつもりで来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この家をお暇乞いしようと心仕度をしています...
中里介山 「大菩薩峠」
...其朝彼は自分の家の近所へだけは暇乞に出た...
長塚節 「芋掘り」
...老師の許(もと)へちょっと暇乞(いとまごい)に行った...
夏目漱石 「門」
...ソレガ怖いから唯(ただ)母の病気とばかり云て暇乞(いとまごい)をしました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...切(せ)めては父母兄弟(けいてい)に余所(よそ)ながらの暇乞(いとまご)いもなすべかりしになど...
福田英子 「妾の半生涯」
...車掌に暇乞(いとまごひ)して...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...渡し終りて暇乞し...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...素(もと)より絵かきの気楽な境涯も早(はや)親兄への暇乞(いとまごい)も済まし...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...お暇乞(いとまごい)に参りました」といふ...
三木竹二 「いがみの権太」
...「あれは人の末期に暇乞をしに...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...ただの百姓や商人(あきゅうど)など鋤鍬(すきくわ)や帳面のほかはあまり手に取ッたこともないものが「サア軍だ」と駆(か)り集められては親兄弟には涙の水杯で暇乞(いとまご)い...
山田美妙 「武蔵野」
...「……お暇乞いにまいりました...
吉川英治 「私本太平記」
...ゆうべ安土へ暇乞(いとまご)いに登ったとき...
吉川英治 「新書太閤記」
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