...貴女が暇乞(いとまご)いをして立つ時...
有島武郎 「フランセスの顔」
...伯爵後藤の馬車を駆りて先輩知友に暇乞いしに廻ったが...
内田魯庵 「四十年前」
...暇乞(いとまご)ひの挨拶をした...
薄田泣菫 「茶話」
...そして暇乞でもするやうな丁寧な身振をして...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...娘の処へ暇乞(いとまご)いに往って...
田中貢太郎 「鬼火を追う武士」
...今生(こんじょう)の見おさめによそながら暇乞いを...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「なぜ?……暇乞いならモウこれですんでいるじゃないか?」「モウちッとおいでなさいよ」...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...お増のところへ暇乞(いとまご)いに来て...
徳田秋声 「爛」
...「イワン君は兎に角これでお暇乞ですね...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...そのとき離れの円窓から「あかりをちよつと拝借いたしました」といふ声がして姉様が盆に水蜜をのせて暇乞ひの挨拶に来られた...
中勘助 「銀の匙」
...自分は今お暇乞いをして立とうとしていることも忘れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...暇乞の挨拶になるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役人に暇乞をして帰道に掛かつてから...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...「猶々昌平辺先生へも一日参上仕候而御暇乞等をも可申上存居申候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ボブロフに暇乞ひをして出発した...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...御一しょに馬車から出てお暇乞をしてからは...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「辻馬車」
...その帰る前日に某名士の処へお暇乞いに行った...
夢野久作 「恐ろしい東京」
...京まで出向けば」数正の暇乞いに...
吉川英治 「新書太閤記」
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