...光子さんの方は二日目の晩あたりに一と足先浜寺い行てる...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...あの晩、夜更けに、彼女は破れるように扉を叩いて、彼のところへ飛込んできた...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...その晩逢うことにしていた知人に...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...その晩はまた師匠までが少し風邪(かぜ)の気味だからと稽古をすますと直様(すぐさま)車を頂戴(ちょうだい)して帰ってしまった...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...「いつもより晩(おそ)いじゃないのさ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...今晩はこの部落の夜番に当ると云うので善平農士がそれをつとめる事にした...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...或晩爺さんに何かの故障が有つたと見えて庄次が小舍の番をすることに成りました...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...小田卷直次郎が一と晩歸らない上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人間の首が一と晩で摺り替えられるわけはねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そいつを毎晩アルコールで醗酵させてるんだ...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...今晩は暖かい七月の晩で...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...「こういう晩もなかなか好いものですね...
堀辰雄 「姨捨」
...静(しず)かな晩(ばん)など...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...引越した年の冬、或る寒い晩、寝いってほんの暫くしたとき、突然ドドーンと爆発したような音と同時に家じゅうが震えて、サヨは思わず床の上へ起きかえった...
「朝の風」
...三日の晩または地方によって六日の晩に...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その晩の態度では...
山本周五郎 「竹柏記」
...前の晩に遅くまで遊んだ朝は...
夢野久作 「ココナットの実」
...やっと四五日前の晩に実験が出来ました...
夢野久作 「巡査辞職」
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