...昼間のように明るくなっていた...
有島武郎 「火事とポチ」
...奥で昼寝をしてるツて...
石川啄木 「漂泊」
...昼見えずとの一条は...
高木敏雄 「比較神話学」
...アメリカでは二昼夜汽車で走っても左右には麦畑のほか何もない所があるという話である...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...一九三三・一一・二〇)佐渡と新潟――旅の随筆新潟行きの連絡船は佐渡の両津を昼の一時に出帆する...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...昼間は云(い)ふまでもなく夜分でも...
豊島与志雄 「犬の八公」
...堀割(ほりわり)は丁度(ちやうど)真昼(まひる)の引汐(ひきしほ)で真黒(まつくろ)な汚(きた)ない泥土(でいど)の底(そこ)を見せてゐる上に...
永井荷風 「すみだ川」
...古池(ふるいけ)には早くも昼中(ひるなか)に蛙(かはづ)の声(こゑ)が聞(きこ)えて...
永井荷風 「すみだ川」
...朝、夫が役所へ出て行くと、彼女はもう一度寝床に潜り込んで、昼過ぎに起きた...
原民喜 「酸漿」
...残念ながら昼間のいろいろな経験からわかっていたのだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...昼飯(ひるはん)の時...
二葉亭四迷 「浮雲」
...昼の入り、勿論ひどし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...5030昼間物を見知るのは笑談ですが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...かえって昼食をした方がよいこと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もう今日では昼の食事ということをいっておりません...
柳田國男 「日本の伝説」
...昼はこの炎天」「一雨来ぬかな」「この空では――」「いッそ...
吉川英治 「大谷刑部」
...昼にちょっとみた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...眺めやる七条、五条の大路には、糸毛の輦(くるま)、八葉(はちよう)の輦、輿(こし)や牛車が、紅葉(もみじ)をかざして、打たせているし、宏壮な辻々の第宅(ていたく)には、昼間から、催馬楽(さいばら)の笛が洩れ、加茂川にのぞむ六波羅(ろくはら)の薔薇園(しょうびえん)には、きょうも、小松殿か、平相国(へいしょうこく)かが、人招きをしているらしく、蝟集(いしゅう)する顕官の輦(くるま)から、眼もあやなばかり、黄金(こがね)の太刀や、むらさきの大口袴(おおぐち)や、ぴかぴかする沓(くつ)や、ろうやかな麗人がこぼれて薔薇園の苑(にわ)と亭にあふれているのが、五条橋から眺められたが、(羨(うらや)ましい)とは、感じもしなかったし、なおのこと、(不都合な平家)などとは、思いもしなかった...
吉川英治 「親鸞」
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