...是より先き尾藩(びはん)宗家(そうけ)を援(たす)けんと欲する者ありて...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...是豈、烈火の如き入道相国が、よく坐視するに堪ふる所ならむや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...是非(ぜひ)一度(いちど)お目通(めどお)りを願(ねが)わずには居(い)られなくなりました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...此醜と惡とを現在の儘で是認する事は自分の全人格が之を容さない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...是を越後第一の逸事(いつじ)とす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...人民ハ是れ四海同胞なり...
田中正造 「非常歎願書」
...友は主人の僧を知つてゐるので、是非にと言つて、私を引張つて来た...
田山録弥 「百日紅」
...是(これ)も新聞屋になった御蔭(おかげ)である...
「入社の辞」
...たゞ是等(これら)の廣告(くわうこく)が判然(はつきり)と自分(じぶん)の頭(あたま)に映(うつ)つて...
夏目漱石 「門」
...是非親分にお目に掛つてお願ひをしたいことがあるんですつて」紹介されて默つてお辭儀をしたのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...是に由りて之を觀るに...
原勝郎 「鞦韆考」
...是は此遊に遅るること三年...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...扨是迄(これまで)の假名は國民の共有物である...
森鴎外 「假名遣意見」
...この場合は是非とも(b)断乎たる決心によってその態度をきめなければならないのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かつて是くらい広々とした区域にわたって...
柳田国男 「海上の道」
...したがって是が女の私有財産を意味する一つの名詞にもなっていた...
柳田国男 「木綿以前の事」
...――焦土の洛陽(らくよう)に止まるも是非なしと...
吉川英治 「三国志」
...きょうは是が非でも二ノ森を踏破して...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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