...山海の旅館を仮りの住居として夏時暑を避けつゝ読書三昧に入るのも亦同日の談である...
市島春城 「読書八境」
...不昧公は江戸の邸(やしき)で遙(はるか)にその噂を聞き伝へた...
薄田泣菫 「茶話」
...甚だ漠然として極めて曖昧な妖気だけがそこに漂ふのである...
高田保 「貸家を探す話」
...恐らくこの唄の作者は両方の意味に取れるようにわざと歌詞を曖昧(あいまい)にぼかしたのではないか...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...それが日本精神と曖昧(あいまい)な形で混同せられもするのは...
津田左右吉 「日本精神について」
...このような仮想的の試験があてになるかどうかは自分にも曖昧(あいまい)であったが...
寺田寅彦 「芝刈り」
...この通路に或る意味に於ける異議と曖昧――其は学問の場合の夫とは異って好い――とが横たわっているのであっては...
戸坂潤 「科学方法論」
...夫は必ずしも私側に於ける弁証法の概念の曖昧からではないようだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ジャン・ヴァルジャンは片田舎(かたいなか)の愚昧(ぐまい)なる一青年であった...
豊島与志雄 「レ・ミゼラブル」
...曖昧屋(あいまいや)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...極めて曖昧(あいまい)なものなのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...愚昧な混乱に陥ったのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...たかちゃんはなぜか暖昧(あいまい)に「来ないって...
堀辰雄 「幼年時代」
...瀬戸物の割れる音……果は刃物三昧にでもなりさうな大騒動だつた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...曖昧な意味のはっきりしない言葉をつぶやくと...
「海流」
...また曖昧な眼附をして...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...都でしたい三昧の婆娑羅(ばさら)な生涯を送るつもりだ……...
吉川英治 「私本太平記」
...怖いような三昧境の芸味と技(わざ)を感じさせられる...
吉川英治 「宮本武蔵」
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