...昔からあの水を見るごとに...
芥川龍之介 「大川の水」
...昔ながらの黒燒屋が立派に營業してゐる...
竹久夢二 「砂がき」
...―――少くともこいさんに対して今も昔に変らない純真な感情を持っていることだけは私が保証する...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこでは昔のテューヌ仲間の anche という語尾が残っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「今日の科学を盛るべき容器は既に希臘(ギリシア)の昔に完成してそれ以後には何等の新しきものを加えなかった」と感じておられた先生にとっては...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...昔(むか)し鎌倉の宗演和尚に参して父母未生以前(ふもみしょういぜん)本来の面目はなんだと聞かれてがんと参ったぎりまだ本来の面目に御目(おめ)に懸(かか)った事のない門外漢である...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...此(この)問題(もんだい)を考(かんが)へない昔(むかし)と毫(がう)も異(こと)なる所(ところ)がなかつた...
夏目漱石 「門」
...お前の昔馴染(むかしなじみ)――まア...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昔の芭蕉や西行と全くひとしい...
萩原朔太郎 「追憶」
...昔(むかし)から今日(こんにち)まで戰爭(せんそう)に使(つか)つた武器(ぶき)ばかりを陳列(ちんれつ)した博物館(はくぶつかん)だとか...
濱田青陵 「博物館」
...その茫とした白っぽい路は古い悲しい昔から存在していて...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...こんなに小さくてかつ無用な魚であるから昔から江戸の魚市場へは出さないので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...昔の日本人が昔のイタリア人と申し合わせて...
武者金吉 「地震なまず」
...どうか行届かない処は御容赦なすって今日は緩々(ゆるゆる)お遊び下さい」とまた昔日の元気に似ず...
村井弦斎 「食道楽」
...昔にもあまり琵琶の名人という者はなかったようでございますが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...髪は日本で昔から好い髪といふ鴉羽色(からすばいろ)で筋の太いのではない...
森鴎外 「魔睡」
...この昔話は全国に行き渡っている...
柳田国男 「海上の道」
...昔は藩主のお国替えによって方言の交流ということも行われたが...
柳田国男 「故郷七十年」
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