...易々と他人に地歩を讓ることが出來ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...ここに傍若無人なまで彼の精神を易々と表し...
ヴァレリイ 坂口安吾訳 「〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ」
...わが身が円タク拾って荻窪の自宅へ易々とかえれるような状態に在るうちは...
太宰治 「狂言の神」
...いつでも君に易々と見破られたではないか...
太宰治 「善蔵を思う」
...かへつて易々と言つてのけた...
太宰治 「道化の華」
...だが庄造はそう易々(やすやす)とは投げてやらない...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...易々と引上げに成功したこともあった...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...今はまことに易々たるものなのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...易々として討てるなら...
直木三十五 「南国太平記」
...案外にも易々(やすやす)と表門を素通りさせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...易々と輪鍵を外し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...斑組の首領が易々とこれを平次に引渡す意味がわかりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...聞くだに戦慄すべき犯罪計画を極めて易々と喋散して居る...
平出修 「逆徒」
...易々(やすやす)と再逆転を試みた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...普通なら無論平瀬氏は易々と博士号ももらえる資格があるといってもよいのであったが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...どうして易々(いい)と甘んじていられよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...易々(いい)たるものであった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...易々(やすやす)と陥入りそうな砦(とりで)はない...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
