...正月早々、佐野町春日岡の総宗寺本堂に安蘇郡の有志が集合して衆議一決した結果である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...はいる早々もう真っ昼間から寝たりなんぞしやがって...
大杉栄 「獄中記」
...翌年の正月早々には文雄が南米に立つことになっていました...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...然し玄関の張札を見て早々帰ります...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...拝命早々七日ばかりで旅に出まして...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...……秋風の逞ましい蚊が螫すので早々蚊帳の中へ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...「散々私(ひと)を待たして置いて来る早々沈んで了って...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...早々にでも――」「七瀬殿は?」「もう...
直木三十五 「南国太平記」
...兵太夫は、人の上に立つ者として、女中の身の上の始末などは、意のままになると「それで、来月早々が、よかろう、と返事しておいたが、そのつもりをして、支度をするがよい...
直木三十五 「南国太平記」
...出発早々から吐息の気味ばかりが物々しいのを懸念して...
牧野信一 「剥製」
...高氏は、その着陣早々に、じぶんのほうから彼の陣を訪ねて行った...
吉川英治 「私本太平記」
...必定(ひつじょう)、来春早々には、再挙の御遠謀と察せられる...
吉川英治 「新書太閤記」
...お帰り早々、いやなお話も如何でしょうか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...新年早々、お詫びするわけ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...明治四十一年(1908) 十六歳正月早々...
吉川英治 「年譜」
...早々に部屋を飛出した...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...出立早々病氣に罹つた事が...
若山牧水 「樹木とその葉」
...実は宿屋に着く早々...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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