...早々(明治42・9・24「東京毎日新聞」)...
石川啄木 「一日中の樂しき時刻」
...早々東京へ引越すべしというのが批評家の意見なのである...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...早々大病をしたりして...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...春になったら早々出家をするがよい...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...早々眼覚めたけれど...
種田山頭火 「旅日記」
...三月九日帰朝早々から風邪を引き...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...引越早々所要あって尋ねて来た老年の叔母(おば)は「若い女なぞ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...野中には早々立帰るようにというので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...兵太夫は、人の上に立つ者として、女中の身の上の始末などは、意のままになると「それで、来月早々が、よかろう、と返事しておいたが、そのつもりをして、支度をするがよい...
直木三十五 「南国太平記」
...美少年と、無遠慮に駕籠(かご)に相乗りをして来たこと、宿へ着くと早々、お銀様を閑却して、かの美少年と長時間水入らずの会話をつづけたこと、この二つがお銀様の、あんまり曲っていないつむじを、曲らしむるには余りあること...
中里介山 「大菩薩峠」
...早々其筋の役所に申出づべし...
中里介山 「大菩薩峠」
...午後になって立戻ると早々...
中里介山 「大菩薩峠」
...正月早々店を開きたいからと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...帰宅早々(そうそう)私を呼ぶから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...即(すなわ)ち明治元年の正月早々...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...二初日早々、父親の仇敵(かたき)どもの、最上位に坐して、あらゆる便宜をはからってやった上、最後に、松浦屋闕所(けっしょ)、追放の裁断を下した長崎奉行、土部駿河守の後身、三斎隠居一門の、華々しい見物があるということを知った雪之丞、いかに心を静めようとしても、さすがに、その朝の楽屋入りは、気軽くは出来ないのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...早々に、伯耆(ほうき)船上山(せんじょうせん)のみかどの御本営へ、事のよしを使いにのぼせ、奏聞(そうもん)に達しおくぞよ」隆資のそばには、大塔ノ宮の家来、高間秀行、僧快全なども、その帷幕(いばく)を一つにしていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...迷惑したるもの多し……「信長公記」正月早々...
吉川英治 「新書太閤記」
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