...いろいろな旗を翻(ひるがえ)した蒸汽船...
芥川龍之介 「開化の良人」
...神田署の特高刑事は私のところに來て「あの赤旗を卷いて貰ふ譯には行きませんか」と要求するのでありましたが「張り切つてゐるのだから...
石川三四郎 「浪」
...左は浪高く狂へる中に檣砕け甲板死屍を積める二三の廃艦を浮べたる露国最後の運命の海にして、右には、落日大旗を照し、壮士惨として驕らざる北満洲の天地を描き出せる也...
石川啄木 「閑天地」
...旗男は、非常な感激とともに、その防毒面を情ぶかい姉の手からうけとった...
海野十三 「空襲警報」
...大した元気だった」旗男は一瞬間...
海野十三 「空襲警報」
...その行列は朝鮮人か支那人かというような風をして頭に冠をかぶり金襴(きんらん)の旗を立てて大勢が練って行きましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...大通りのあちらこちらに立つ旗...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...私の父は旗本で、まあ歴々のうちでした...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...白い旗や提灯(ちょうちん)が...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...マンドリンと日章旗と三鞭酒(シャンペンシュ)だけはぜひ持って登ってちょうだい」さてここで...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...血染(ちぞめ)の旗をひるがえして...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...それを旗さしものの風に靡く軍陣によそへて画面に印した迄である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「旗手!」狂ひたつ馬...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...馬超の剣は、その左手を腕のつけ根から斬り落し、なおも、「どこへ逃げる」追い廻していると、五旗の侍大将が、左右から馬超へ打ってかかって来た...
吉川英治 「三国志」
...七星の旗と黒衣の怪兵二十八人が...
吉川英治 「三国志」
...東西同時旗上げの密約を運ぶなど...
吉川英治 「私本太平記」
...旗奉行の石川兵助...
吉川英治 「新書太閤記」
...指揮台で青旗が打ち振られ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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