...三唖も旋毛(つむじ)の少々曲った変梃(へんてこ)な男だから嫌気(いやき)がさして復(ま)た暫らく足を遠のくと...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...旋毛(つむじ)曲りのゴリキイは顔を顰めてそれを受取つた...
薄田泣菫 「茶話」
...旋毛(つむじ)曲りの華香氏を動かすには何でも画家(ゑかき)仲間の悪口(わるくち)を言はねばならぬと思つたらしかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...相手はすっかり機嫌を損じて一層旋毛(つむじ)を曲げてしまい...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...旋毛(つむじ)まがりの...
田山録弥 「自他の融合」
...換言すれば勉(つと)めて旋毛(つむじ)を曲げてかかる事である...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...この旋毛曲(つむじまが)りの性質がなかったら科学の進歩は如何(どう)なったであろうか...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...全くこの旋毛曲りが出なかったために外ならない...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...珍々先生は生れ付きの旋毛曲(つむじまが)り...
永井荷風 「妾宅」
...いったん旋毛(つむじ)が曲り出すと...
夏目漱石 「行人」
...世間と違つて旋毛(つむじ)が曲つてゐますね」「まるでお前見たいぢや無いか」錢形平次は相變らずの調子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...他人があんまり感心するから嫌だといったふうな旋毛曲(つむじまが)りがかなりにあります...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...コッテエヂの一件ですこし旋毛(つむじ)を曲げてゐたので...
堀辰雄 「緑葉歎」
...放浪性に富んだ旋毛曲りとなつたといふ迷信からかも知れない...
牧野信一 「月あかり」
...歸るいふやうな旋毛(つむじ)まがりの根性を直してやる...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...加福の師匠は繍の名家としてまた「旋毛(つむじ)曲り」として業界から折り紙をつけられている...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...その片意地な程の潔癖さを世間の眼は「旋毛曲り」とみていた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...旋風や頭の旋毛にもツムジといふ語がある...
柳田國男 「兒童語彙解説」
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