...年甲斐(としがい)もなく...
橘外男 「雷嫌いの話」
...巴里は一そう生き甲斐を感じてくる...
谷譲次 「踊る地平線」
...その日の弁当(持ち運び映(ば)えのしない)を鴉でも喙(ついば)むだけの骨折甲斐のない包みにして積み重ねた石ころの上に置いて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ナヴァラナが磯辺で甲斐甲斐しく海獣の料理をする場面も興味の深いものである...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...あの年甲斐(がい)もない酔いどれに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...威張った甲斐なく...
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」
...堀(ほり)おこして積(つ)みたてたる切角(きりかど)に頭腦(づのう)したゝか打(う)ちつけたれば甲斐(かひ)なし...
一葉女史 「大つごもり」
...そうまでした介抱の甲斐もなく...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...思想家たる彼はこのとき最も生き甲斐を感ずるであろう...
三木清 「危機における理論的意識」
...そのまえのときもだ」と甲斐が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...三度目だ」と甲斐が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は他の人々より先にその場を去った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は式部に会釈して...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...足の裏まで赤くなるような気がしましたわ」甲斐は眼をつむった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は息を詰め、手をあげて、平六の次の言葉を制し、彼の差出す文箱を受取ると、埃をながして来い、と云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...この評議のまえに甲斐の耳にはいっていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...逼塞の処分を受けた」甲斐はまた朱筆を取った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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