...」アベ・ショアズイはこの答を一生の冒険の中に数え...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...(水上瀧太郎附記)伊豆の修禅寺(しゅぜんじ)の奥の院は、いろは仮名四十七、道しるべの石碑を畷(なわて)、山の根、村口に数えて、ざっと一里余りだと言う、第一のいの碑はたしかその御寺の正面、虎渓橋(こけいきょう)に向った石段の傍にあると思う……ろはと数えて道順ににのあたりが俗に釣橋釣橋と言って、渡ると小学校がある、が、それを渡らずに右へ廻るとほの碑に続く、何だか大根畠から首をもたげて指示(ゆびさ)しをするようだけれど、このお話に一寸(ちょっと)要があるので、頬被(ほおかむり)をはずして申しておく...
泉鏡花 「遺稿」
...観察者たる僕は身体を動かす必要もなく唯(ただ)鼻の先にあとからあとへと現われて来る乗客の下半身を一つ二つと数えればよいのであった...
海野十三 「階段」
...天産の損失を数えあげて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...構内には登院の俥の影も数えるほどしかなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二三十もあるかと思って数えてみたら...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...宇宙線の研究やサイクロトロンの設計で有名な理化学研究所の仁科芳雄博士などもこの部類に数えられるかも知れない...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...一クリストフはもはや過ぎ去る年月を数えない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...声を数えるといくらも生き残っていないらしい...
永井隆 「長崎の鐘」
...イヤ十一日―十日―と日が数えられるに至った...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...狐に化かされた話は数えきれない...
火野葦平 「花と龍」
...数えきれないほど多くの事例に現れるこのような恒常的連接は偶然に起こり得ず...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...数えればきりがないくらい誤用が多いですね...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...『氏郷記』に、少時間(すこしのま)で早く物を煮得る鍋を、宝物に数えたり、秀郷の子孫に限り、陣中女房を召し仕わざる由を特書したので、件(くだん)の竜宮入りの譚は、早鍋世に極めて罕(まれ)に、また中古の欧州諸邦と等しく、わが邦でも、軍旅に婦女を伴れ行く風が存した時代に出来たと知らる...
南方熊楠 「十二支考」
...四十何枚めだかを(まだ数えない)書き終ったばかりです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すべてもの憂い考えのうちに数えられなければならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...日本三大神楽(かぐら)の一つに数えられている...
吉川英治 「江戸三国志」
...年を数えるごとに示して...
吉川英治 「黒田如水」
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