...「感心に中々勇敢だな...
芥川龍之介 「海のほとり」
...コスモは首(かうべ)を低(た)れて不敢(いかでか)不敢(いかでか)汝の命は神璽(しんじ)靈寶にも代へじといひき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...敢然その頂角を征服せねば気が済まぬのである...
石川欣一 「可愛い山」
...敢(あへ)て深かつたとは言へないかも知れぬ...
石川啄木 「悲しき思出」
...自分は此十町の無人境を一往返するを敢て勞としなかつた...
石川啄木 「葬列」
...彼女はたゞひそかに自らを果敢(はか)なみながら...
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...S国空軍の三機もわが勇猛果敢なる防空飛行隊...
海野十三 「空襲警報」
...敢然として一つの徳心を果さんとする場合の人間は...
高田保 「貸家を探す話」
...法規と礼譲と道徳とあらゆる小善とを勇敢に無視して...
谷譲次 「踊る地平線」
...敢て断言出来ないだろう...
豊島与志雄 「文学以前」
...敢て其れ等が直接の原因と云ふでもないが...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...勇敢な子供は、名も知らぬ草木の果を噛んで試食した...
浜本浩 「甘い野辺」
...それを私は敢て理屈をいわずにただ感情に訴えて...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...曷(いづく)むぞ敢てレツシングを以てみづから比せむや...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...寛仁の一つの証拠として敢えてあげているそのラテンの歴史家**とはいったい誰か...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...勇敢な戦闘員であったとはいくらひいき目に見ても思われない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最も勇敢な者を特に撰んで自分のものにしてしまふこの偉大な...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...何か非常な冷酷な事を敢てするやうに...
若杉鳥子 「烈日」
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