...これがかえってモルトケをして時代性を参謀本部の人々よりも敏感に感受せしめたらしい...
石原莞爾 「戦争史大観」
...赤外線に対し非常に敏感にできるためである...
海野十三 「火星探険」
...そして敏感に、すべての物を、この汚名を与えられたとき受けたすべての物を味わいしめるものです...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...何か両親のそんな気持のこだわりを敏感に察するものらしく...
太宰治 「おさん」
...針のように敏感になっているこの頃の私の感じには...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...そして絵をかいていない時でもこういう事に対して著しく敏感になって来るのに気がついた...
寺田寅彦 「自画像」
...実に敏感に迅速にそれを発見するのである...
寺田寅彦 「鴫突き」
...今では可なり敏感にさえなっていた...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...彼等に殺意のないことを、金五郎は、敏感に、看破した...
火野葦平 「花と龍」
...彼は教師の顔色からそれが怒りだす気持でないのを敏感に見て取ると...
本庄陸男 「白い壁」
...画面の重心を敏感にうけて...
宮本百合子 「あられ笹」
...敏感に利用している...
宮本百合子 「上林からの手紙」
...虫は余り敏感に作用しなくなったかどうかと云うことを話して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かれらはおゆうの顔色を敏感によみとって...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...不完全な防音器官の障害で一層物音に敏感になつてゐる近ごろの變異な徴候を...
横光利一 「榛名」
...」千鶴子は矢代と幸子との間にあった昨夜の不明瞭な喰い違いの様子も敏感に察したらしく...
横光利一 「旅愁」
...敏感に喜憂(きゆう)を先にするのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...フロイスはその点を敏感に感じて...
和辻哲郎 「鎖国」
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