...故里に帰る日を心待ちにしている...
...彼は出身地の故里に帰って農業を営んでいる...
...故郷と故里は違う単語だが、似たような意味がある...
...若い頃を故里で過ごした思い出が尽きない...
...故郷と共に、故里を失った人々に心からのお悔やみを申し上げます...
...彼れは復讐心に燃えながら疵ついた体を故里に運びました...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...われらが故里の國の樹木は...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」
...慣るゝもつらし明日の故里』と詠じけむ...
大町桂月 「冬の榛名山」
...故里(くに)を出たきり補助するどころではないから...
林不忘 「安重根」
...くよくよ故里(くに)のことを考える...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...幼い頃この小石川の故里(ふるさと)で私が見馴れ聞馴れたいろいろな人たちは今頃どうしてしまったろうと...
永井荷風 「伝通院」
...かへりそびれし故里(ふるさと)の思出か...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...故里遠く、旅に病む身にとって、この浦上の里人が皆己のごとくに私を愛してくださるのがありがたく、この家の名を如己堂と名づけ、絶えず感謝の祈りをささげている...
永井隆 「この子を残して」
......
中原中也 「山羊の歌」
...故里を離れぬ藤尾は何を眺めているか分らない...
夏目漱石 「虞美人草」
...ほかからくれる十円近くの金は故里(ふるさと)の母に送らなければならない...
夏目漱石 「野分」
...あんまり昨日の空が青かったので、久し振りに、故里が恋しく、私は無理矢理に汽車に乗ってしまった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...さゝけた私の空想はやっぱり故里へ背いて都へ走っていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...旅の故里ゆえ、別に錦を飾って帰る必要もないのだったが、なぜか佗しい気持でいっぱいだった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...そりや故里も恋しいだらうし...
北條民雄 「キリスト者の告白」
...旅は泪よ故里(クニ)はまだかよその日その日の夢になく運命(サダメ)に弱い我は悲しい渡り鳥旅は夢かよ春も逝くかよ柳の雨に濡れて泣く燕でないが我も悲しい渡り鳥―10・5・4―...
森川義信 「旅人の唄」
...故里見十左衛門の跡目について相談した」この相談は...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...当然私の思いは自分の故里を懐しみ...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
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