...私はすべてを放擲して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...原文と譯文とを對照して其意義を解したるのみに放擲せば...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...必然に歴史的原理の放擲へ...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この技術的範疇を放擲しようと企てている...
戸坂潤 「技術の哲学」
...その長い間放擲(ほうてき)していた私の仕事を再び取り上げるために...
堀辰雄 「美しい村」
...別段何の理由もなくさつぱりとこの仕事を放擲してしまひました...
牧野信一 「趣味に関して」
...その損害を補ふために避暑の計画を放擲した...
牧野信一 「素書」
...老人めく因循姑息な退嬰気分は一切放擲して...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...無意義(むいぎ)だ………もう何も彼(か)も放擲つて了はうかしら!穴籠(あなごもり)してゐると謂や...
三島霜川 「平民の娘」
...信長はやはり信長の天性にまかせて為(な)すに如(し)くはない」彼は手ぬるい「扱い」を放擲(ほうてき)した...
吉川英治 「黒田如水」
...放擲できないものがある...
吉川英治 「私本太平記」
...従来の“直義(ただよし)まかせ”を放擲(ほうてき)したかのようなおもむきがある...
吉川英治 「私本太平記」
...国界(くにざかい)の小防塁をすべて放擲(ほうてき)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...放擲(ほうてき)する考えだ...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
...吾我の意欲を放擲して...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...身命に執する一切の価値を放擲し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...放擲(ほうてき)せらるべき世上の価値の奴隷となっている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかし道元の説く慈悲は身心を放擲したものの慈悲である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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