「放下」の意味
物事を手放したり捨てたりすること
「放下」の例文(場面別)
- 仏教・精神修養「執着を放下することが悟りへの第一歩だ」と和尚は説いた
- ビジネス過去の失敗は一旦放下し、新プロジェクトに集中すべきだ
- 人間関係彼への恨みを放下できた時、本当に心が軽くなった
小説での「放下」の使い方
...閑居の気持も全く同様、一切を放下し、方丈の庵にあけくれ起居してみなければ、わかるものではござりませぬ...
太宰治 「右大臣実朝」
...一切ノ放下と微笑んで御首肯なされ...
太宰治 「右大臣実朝」
...私も小学生の心で人生第一課から学び直さう!とにかく放下着放下着...
種田山頭火 「一草庵日記」
...放下着、放下着、身心ほがらかほがらか...
種田山頭火 「行乞記」
...六月六日晴、勉強しよう、一切放下着、クヨ/\するな...
種田山頭火 「其中日記」
...夕、樹明来庵、庵の空気の険悪なのに避(マヽ)易して直ぐ帰つてしまつた!・梅雨空おもく蜘蛛と蜂とがたたかふ・焼かれる虫のなんと大きい音だ・頬白がよう啼いて親鳥子鳥・何もないけどふるさとのちしやなます(砂君に)・話しても話しても昔話がなんぼうでもとんぼ通りぬけさせるこんな句も・けさも二人でトマト畑でトマトをたべる(新夫婦に)(一人ならば私だ!)六月十五日空も私もすこし晴れてきたが、……放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...酒に対する執着を放下しないかぎり...
種田山頭火 「其中日記」
...たしかに放下着の或る段階だ...
種田山頭火 「其中日記」
...自我放下!十一月十八日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...一切放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...一切放下着(酒と句とは詮方ないけれど)...
種田山頭火 「其中日記」
...ゆくりなく、或る事に於て自分の卑しさを見つけた、ああ、放下せよ、超越せよ...
種田山頭火 「松山日記」
...毎日火鉢の傍に放下(ほったらか)してあった煙管(きせる)を袋に収めて出て行った...
徳田秋声 「爛」
...放下(ほつたらか)しておいたのが...
徳田秋声 「風呂桶」
...所謂(いはゆる)猛烈(まうれつ)にして諸縁(しよえん)を放下(はうげ)し...
夏目漱石 「門」
...猛烈に諸縁を放下して專一に己事を究明することを上等となし...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...日本人としての一切の地縁と血縁を放下し...
久生十蘭 「新西遊記」
...壺の蓋を去って一斉に放下せしに...
南方熊楠 「十二支考」
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