...バターシー・フィールヅにおける開放下水道が第1の原因であるとした...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...その缶何処(どこ)ぞへ放下(ほか)しなさい」妙子が缶を摘(つま)み上げて床に投げ出すと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...……私は来世を信じない、過去を放下する、私はたゞひたすらに現在を信ずる、即今――永遠の刹那を充実すべく全身心を尽すのである、……宇宙霊を信ずるけれど個人霊を否定する、……個は全から分れ、そしてまた全に合するのである、この意味に於て、生は寄であり死は帰である...
種田山頭火 「一草庵日記」
...けさ、顔を洗ふ水が濁つてゐたのは、旅情をそゝつた、此頃、彼(マヽ)かにつけて寂しがる癖になつた、放下着、々々々...
種田山頭火 「行乞記」
...│趙州和尚、 放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...放下着――何と意味の深い言葉だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...そしてまた放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...身心放下ならよいが...
種田山頭火 「其中日記」
...心境廓然(先夜の放下着このかた)...
種田山頭火 「其中日記」
...放下着、一切放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...迷悟共に放下せよ...
種田山頭火 「其中日記」
...八時から十一時まで行乞、なぜだかいやでいやでたえがたくなって、河原に横ってお弁当を食べたり景色を観たりしても、気分がごまかせない、あちらこちらを無理に行乞して二時帰宿、一杯ひっかけた、財布に五銭、さんやに一合しかない、行こう行こう、明朝はどうでもこうでも出立しよう、絶食もよし、野宿もやむをえない、――放下着、こだわるな、こだわるな、とどこおりなく流れてゆく、――それが私の道ではないか!今朝、同室のおへんろさん二人出立、西へ東へ、御機嫌よう、御縁があったらまた逢いましょう...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...――一切放下着、――無為無念であれ...
種田山頭火 「道中記」
...いっさいを放下(ほうげ)し尽してしまったのです...
夏目漱石 「行人」
...――顔を戸の影から半分部屋の中に差し出したままこの刹那(せつな)の感に自(みずか)らを放下(ほうげ)し去った...
夏目漱石 「三四郎」
...また短き大木ごとき蛇で大砲を放下するようだから...
南方熊楠 「十二支考」
...放下師(ほうかし)などのさまざまに姿をやつして...
吉川英治 「私本太平記」
...中には昔ながらの乞食放下(こじきほうか)や路傍の琵琶弾(びわひ)きそのままな盲者もたくさんいたのである...
吉川英治 「私本太平記」
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