...靜にせずば打擲(ちやうちやく)せむ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...そしてそのためには仕事自体の持つ形式的な優位性などはすっかり抛擲(ほうてき)してしまうほうがいい...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...これこそすぐにも革擲(かくてき)すべきものだと思ったから...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...二葉亭の性質として決して好い加減に書擲(かきなぐ)ったものではないだろうが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...もう一つ砲丸を擲(な)げることは...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...領土を擲つて君を苦諫す...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...頭を擲(なぐ)られて居ることもあります...
谷崎潤一郎 「幇間」
...彼女を足蹴りにして擲った...
辻潤 「ふもれすく」
...一切を抛擲(ほうてき)して先ず神を見る可く全力を傾注する勇気が無い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あの物影は擲弾兵(てきだんへい)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その夫が娘の財産を濫費して、女房を打擲する...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...正当の職業である薬草取りの一日の業を抛擲(ほうてき)してしまって...
中里介山 「大菩薩峠」
...思(おも)ふさまに擲(たゝ)かれて蹴(け)られて其(その)二三日(にち)は立居(たちゐ)も苦(くる)しく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...その長い間放擲(ほうてき)していた私の仕事を再び取り上げるために...
堀辰雄 「美しい村」
...といふてあのまゝに放擲しても処分の術もなく...
牧野信一 「凩日記」
...打つ蹴る擲るといふ大騒ぎで...
牧野信一 「まぼろし」
...どうも病が膏肓(こうこう)に入っては大医も匙を擲たざるをえないとはまことに情けない次第だ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...乾坤(けんこん)一擲(てき)のなかから...
吉川英治 「新書太閤記」
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