...取りまはいてさんざんに打擲(ちやうちやく)したれば...
芥川龍之介 「孔雀」
...頭の二つや三つ擲つてやつても可(い)い程卑(さも)しい人間のやうに思はれて来た...
石川啄木 「道」
...頭を擲(なぐ)られて居ることもあります...
谷崎潤一郎 「幇間」
...士籍擲(なげう)つべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...最早(もはや)主戦論を擲(なげう)てり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...であるから空間が根源的であるのを知るためには空間感覚及び空間知覚という概念を放擲しなければならない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...この技術的範疇を放擲しようと企てている...
戸坂潤 「技術の哲学」
...自分の擲弾兵(てきだんへい)を取って国王となし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...擲弾兵(てきだんへい)のごとく毅然(きぜん)として...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それもホンの一つ軽く擲られさえすれば済む...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の体を打擲しないで下さい...
林芙美子 「清貧の書」
...何(なに)も女郎(めらう)の一疋(ひき)位(ぐらゐ)相手(あひて)にして三五郎(らう)を擲(なぐ)りたい事(こと)も無(な)かつたけれど...
樋口一葉 「たけくらべ」
...事物の真理原則を求むるの鍵を放擲したるの罪なり...
福沢諭吉 「物理学の要用」
...拳固を堅めて己れの頭を思ひきり強く擲つたりしてゐます...
牧野信一 「蔭ひなた」
...力任せに其奴の頬つぺたをグワンと擲つた...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...いきなりグワンと私の脳天に物凄い横擲りを喰はせた...
牧野信一 「鎧の挿話」
...何でもすツかり在來(ざいらい)の藝術を放擲(うつちや)ツて...
三島霜川 「平民の娘」
...乾坤一擲(けんこんいってき)の決戦を挑(いど)み来らん覚悟をなしたものと察せられます」彼はなお補足していう...
吉川英治 「新書太閤記」
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