「擬」の意味
模倣する
小説での「擬」の使い方
...橋の擬宝珠(ぎばうしゆ)に置く町の埃(ほこり)も...
芥川龍之介 「枯野抄」
...有形上の文明のごとくたやすく模擬することあたわず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...それがどういう擬装・覆面・した形で表現されるにしても...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...最も精巧に擬装した挙国一致の行動なのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...擬制は立憲となり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今までの擬勢が一時に摧(くだ)けて...
中里介山 「大菩薩峠」
...鳳眼隆準(ほうがんりうじゆん)といふ形容詞をそのまゝ擬人化したやうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一隊の竜騎兵(ドラグウン)が銃を擬して待っていた...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...この眼をこのまゝ眼鏡に擬しても...
牧野信一 「凩日記」
......
牧野信一 「蝉」
...黄金の音を聞いて馳せ参じた模擬武士と同様血相を変へた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...この物語のうち長摩納に剣を擬せられ居る梵施王がその通り夢に見たところは...
南方熊楠 「十二支考」
...もうお伽話の世界での擬人法で遊べるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...法の擬制(フィクション)というものをもっていて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自余は皆黒白二酒に擬(ぎ)す 云々とあって...
柳田国男 「海上の道」
...全体が耐震耐火のルネッサンス擬(まが)いという...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...わが夫(つま)に刃を擬すも...
吉川英治 「三国志」
...富仁(とみひと)を擬(ぎ)していたところ...
吉川英治 「私本太平記」
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