「擡」の意味
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小説での「擡」の使い方
...すぐに枕から頭を擡(もた)げた...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...この大岩を擡(もた)げる事は...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...僕は踵(かかと)を擡(もた)げるやうにし...
芥川龍之介 「横須賀小景」
...いささか腰を擡(もた)げ兼ねていると...
芥川龍之介 「路上」
...新しい形の個人主義の擡頭(たいとう)しているこの現実を直視し...
太宰治 「新しい形の個人主義」
...そして恐る恐る顔を擡(もた)げて...
橘外男 「葛根湯」
...ひそかに頭を擡げて来る場合が少なくはないようだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼は馳け足をする最初の時のように項(うなじ)を擡(もた)げた...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...彼(かれ)を衝動(そそ)つて盜性(たうせい)がむか/\と首(くび)を擡(もた)げつゝあつたのである...
長塚節 「土」
...頭を擡(もた)げて...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...屍体を擡(もた)ぐる時...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...何事ならんと頭を擡(もた)げて見れば前の肥えたる曹長にはあらで髯(ひげ)のむさくるしき一人の曹長が余ら一行の居場を縮めよと命ずるなり...
正岡子規 「従軍紀事」
...吃驚したやうに頭を擡(もた)げると...
三島霜川 「平民の娘」
...擡頭しようとする日本の資本主義の社会...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...深紅色の珍しい皿の耀(かがや)きに頭を擡げた...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...アナーキスティックな思想の擡頭ということを書いている人がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今やその隠忍から擡頭せるものは彼らである...
横光利一 「黙示のページ」
...やがて花になろうとする穂のうす白い蕾も頭を擡げようとしていた...
横光利一 「旅愁」
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